パンドーロはイタリアのヴェローナの銘菓です。
ミラノのパネットーネとともにイタリアのクリスマスには欠かせない伝統菓子です。
卵がたっぷり使われた記事は柔らかく黄金色でバニラの香りがします。
形状は先端のない円錐形で、星型にえぐれています。
材料は小麦粉、砂糖に卵とバター、カカオバターと酵母です。
粉砂糖をまぶして食べられる事が多いです。パネットーネと違ってドライフルーツが入りません。
古代ローマに起源があるとされていて、中世の時代に特別に貴族に納められていた黄金のパンとして
認知されていたと言われています。
シンプルな菓子でありながら、生産工程は複雑で時間と手間と多くの労力を必要とします。

 

 

 

味や食べ方や特徴は?

 

 

卵黄とバターをたっぷり使うため、内部はとても柔らかくしっとりとした食感です。
パネトーネ種で発酵させているものは1か月日持ちすると言われ、
また焼き立てよりも焼き上がりから1日以上経った方がおいしいともされています。
大きさは15センチ程のものが一般的で、10センチ程の小さいものはパンドリーノと呼ばれます。
上から見ると星型の形状をしているので、横からスライスすると切り口がいつも星型になります。
美しい黄金色の星の形をしたパンドーロはサーブしてもとても絵になります。
フルーツやクリームをトッピングすると華やかです。
まさにクリスマスにぴったりのお菓子だと言えるでしょう。