パンフォルテと聞いてどんな料理かすぐに思いつく方は比較的少なく、フランスパンの様なパンの種類かと思う方が多いようですが、実はイタリアのトスカーナ地方で昔からある伝統的なお菓子です。
似た様なお菓子でブラウニーやガナッシュなどもあり、比較的簡単に作る事が出来てお子様から大人の方にも美味しく喜ばれています。
名前の由来はイタリア語で「強いパン」と言う意味で、一見すると硬くてパサパサした様ですが食べてみると中身はしっとりとしてコーヒーや紅茶などにも大変合うおやつとして人気です。
イタリアの中世に初めて作られたと言われ、アラブの文化が色濃く反映されています。

 

 

 

比較的簡単で美味しく作れます。

 

 

作り方は比較的に簡単ですが伝統的なレシピでは砂糖の代わりに蜂蜜を使用しており、ドライフルーツやアーモンドに黒コショウのピリッとしたアクセントが日本人には新感覚で、初めて食べると病み付きになる方と苦手になる方に分かれるとも言われています。
作る際の材料は砂糖と蜂蜜にオレンジピールやナッツ類と薄力粉、クローブと胡椒にシナモンやナツメグにコリアンダーが必要です。
まずは砂糖と蜂蜜に水を入れてあめ色になるまで煮詰めて、ナッツ類を入れたら軽く混ぜます。
その後に薄力粉やスパイスにハーブ類を入れて混ぜ合わせてからベーキングシートを敷いたケーキの方に流し、130℃に設定したオーブンで30分程加熱して取り出し、冷めたら粉糖を振りかければ美味しいパンフォルテの出来上がりです。