サトウキビは砂糖の原材料でイネ科の植物です。サトウキビは使用方法も多様であり、製糖の他にも生食やエタノールの原料などにもなっています。砂糖の種類としては、白糖の他に上質な和三盆糖もこれらから生産されています。竹のような見た目なので、昔はパンダの餌などとしても使用されていましたが、甘いものばかりあげては良くないので止めたという話もあります。日常生活であまりなじみのない植物だと思われますが、私たちの食生活には欠かせない調味料の一つなのです。また、絞りカスからは製紙用の原材料にもなるということで活躍の場が広い食べ物です。
サトウキビの生産地とは
サトウキビの発祥の地はニューギニア辺りで、徐々にインドや東アジアまで広まっていったようです。砂糖の精製自体はインドが始まりだと言われています。日本でも栽培されていますが、沖縄や九州地方など、やはり温かい地域が多いようです。沖縄では黒糖などが主な名産品として有名なので、ご存知の方も多いでしょう。世界的に見ても生産量が多いのはブラジルとインドが占めています。そのほとんどが海外で、日本はまだまだだと言えます。収穫機も海外では大型のものを使用していますが、日本では小型のものが一般的のようです。