焼き魚や煮たものを子どもたちが嫌がるというなら、おしゃれにムニエルにしてみませんか。フランス料理の一つで、舌平目や鮭・カレイなどあらゆるお魚に対応できます。かりっとした食感・その中の身のジューシーさと両方が楽しめおいしく頂くことができるでしょう。

粉屋・製粉業者を意味するムニエから来ている言葉のため、塩コショウを振った後に小麦粉をまぶしてバターで焼いてください。切り身を買って来て簡単な調理をするだけなので、手軽です。ちなみに、魚料理限定の呼び方であり、豚肉やさつまいものムニエルなる料理はありません。

 

 

 

他の料理法との違いとは。

 

 

洋食には煮たような調理法がさまざまあります。たとえばソテー、こちらもフランス語ですが短時間で食材に火を入れる方法なのです。ポワレだと少量のだし汁で蒸し焼きです。小麦粉だけでなくパルメザンチーズと卵も一緒に付けて焼くと、イタリア料理のピカタとなります。魚の切り身を買って来た時に、時には小麦粉だけで焼いてムニエルに、ある日はパルメザンチーズと卵も混ぜてピカタにと変えてやると、味も食感も違う別メニューとなり、魚料理の可能性も広がっていくのではないでしょうか。いずれも、真っ白なお皿にパセリやレモンと一緒に盛り付けるとおしゃれです。