この前の5月14日(日)は母の日でした。


自分が生まれ育った環境は、貧しくはないけど、仕事中心の家庭で、父母から誕生日を祝って貰ったり、プレゼントを貰ったりした記憶がない。(自分の誕生日が夏休みの真っ只中だったせいもあるのかな。)


親父が、自分の誕生日を数日過ぎてから、「そういえば○○日はお前の誕生日だったなぁ〜」と横になったままブッと屁をこいたのを何となく覚えている。


そんな風に育ったせいか、自分自身も、誕生日とか記念日とかにけっこう希薄だったりする。

ツレちゃんに、自分のこういうところを指摘されたりする。


この前ブログに書いた、バイクをイジっている日が、まさに母の日だったけど、自分で動くのが面倒で、ツレちゃんにプレゼントを買ってきてもらった。


母の日に、県外にいる姉が花を贈ったのを見ているので、自分もベタに花を贈ったこともあるけど、実家は母の植木鉢だらけで、今さら花もないだろうと思った。


やっぱり食べ物がいいだろう、と考えて、シュークリームがいいや、と何となくツレちゃんに伝えた。


バイクの整備中、ツレちゃんから途中経過報告がある。


中尾清月堂。シュークリームをやめたとのこと。


大泉町のパティスリー・クロト。すでに完売。


田中町のシュエト。ミニシュークリームでイメージと違う。


自分が、ビアードパパのやつでいいんじゃないかと言うと、婦中町のファボーレ(平和堂)の駐車場が混んでて行きたくないとのこと。


けっきょく、ツレちゃんがいろいろ考えて、下堀のティンカーベルというお店で買ってきてくれた。


そういえば、富山南郵便局の前のボンボンというお店も、いつからかシュークリームがなくなったなぁ〜。安くて軽い味わいで好きだったのだけど。


プリンはどこでも見るけど、シュー生地を作るのに手間がかかって、そのくせ単価が安くて、みんな作らなくなくなったのかなぁ〜。そんなことを思った。


ツレちゃんが買ってきたシュークリームを車庫で1個食べて、めちゃウマいと思った。


15時頃に母を訪ねて、シュークリームと焼き菓子を渡したら、思いのほか母が喜んでくれた。

プレゼントして良かったとつくづく思った。

母にすすめられて、その場で5個あるうちの1個のシュークリームを遠慮なく食べた。(計2個食べた計算になる。)


翌日、親父に会ったら、「母の日のプレゼントありがとう!」と自分にお礼を言ってきた。幼少の頃、自分の前で寝そべったまま屁をこいたあの親父が。


ツレちゃんに感謝するとともに、やはり誕生日や記念日は祝うものだなぁ〜、と心に刻んだ日でした。(おしまい)