防災対策のご紹介(飲料水・薬品)~防災の日~ | 環境技術センタースタッフBLOG

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はじめまして。KGCスタッフのうつみです。
環境計量士として水質などの検査業務に携わっています。

昨日から幼稚園年中の息子と小学校3年生の娘の新学期が始まりました。
新学期の持ち物というと夏休みの宿題ですよね。3年生の娘は理科の自由研究で「もののとけかた」をテーマとして取り組みました。私にとっては当たり前の溶け方の違いや再結晶に目を輝かせたり、驚く娘を見て改めて化学の楽しさを思い出しました。

前置きが長くなりましたが昨日9月1日は「防災の日」でしたね。
そこで今回は弊社での防災対策を2つご紹介します。

1つめは「飲料水の対策」です。
災害時には水道管の破損や配水ポンプの停止などで水道が停止する可能性があることから飲料水は最低でも[1人1日3L×人数×3日分]の備蓄が必要とされています。一般家庭で4人家族ですと2Lペットボトル18本です。皆さん準備されていますか?
ペットボトル水より水道水派という方は水道水のくみ置きもできます。(詳細は各自治体HPをご確認ください)
企業の場合は人数が多いためペットボトルのみではコストがかかり保管スペースも必要となります。また水道の復旧が長期になる場合は飲料水が不足する恐れがあります。
そこで弊社では災害用浄水器を導入し、河川、プール水、雨水などから飲料水を造る体制を整えています。さらに緊急時にすぐに使用できるように1年に1回点検し、処理後の水が水質基準を満たしていることも確認しています。
既に災害用浄水器を導入済みで処理後の水質が気になる方もいらっしゃるかと思います。弊社では飲料水分析に対応しておりますのでお気軽にお問い合わせください。

2つめは「薬品類の対策」をご紹介します。
弊社では水質検査や食品検査を行うため様々な薬品を保管しています。
そこでハード的な対策として薬品保管庫の転倒防止、危険物の類ごとの区分け、トレーを用いての漏洩や混触防止等を行っています。
次にソフト的な対策としては「薬品管理システム」を導入しています。
このシステムは薬品を使用する施設で薬品の使用履歴を記録・管理するものですが、災害時には「どの施設」の「どの場所」に「何の薬品」が保管されているのかすぐに把握でき、薬品のリスク情報(GHS・SDS)も確認できますので火災発生時の消火、延焼防止等に役立ちます。
災害対策以外にも法規制対応、集計などの面でも多くのメリットがありますのでまだ「薬品管理システム」を導入されていない方はご検討されてはいかがでしょうか?。
弊社では導入から運用まで様々なサポートが可能ですのでお気軽にお問い合わせください。

(お問い合わせ)
http://www.ecology.co.jp/contact/

(弊社HP水質検査)
http://www.ecology.co.jp/business/environmental_analysis.html#ea1

(弊社HP試薬管理サポート)
http://www.ecology.co.jp/business/environmental_analysis.html#ea6