今週からサマーキャンプに参加しているのですが、それと並行で実はスクール近くの賞金付きメンズオープン(クレー)にもエントリーしていました。
平日にあるので開始は夕方の5時半から。 1試合して終了という感じです。
キャンプもフルで9-3時でやるとバテルので、試合があった火曜、水曜は午前中をスキップして、午後2時間クレーコートの練習に参加して、軽食食べて、参加してきました。
今週一緒にお泊りしているZ君も一緒にエントリー。
二人でキャンプの後ウォームアップをして、試合に臨んだのですが、ジュニアの大会とは違う雰囲気が印象的でした。
夏場はこのトーナメントを始め、結構こんな感じの賞金付きトーナメントがちょくちょくあります。
32人のドローなのですが、レベルは高め。
ITFを回るプロもいれば、大部分は大学生、もしくは昔カレッジでプレーしたような大人。 高校生以下は息子達を含め知合いの5人
UTR的には13-9ぐらい。 32人のトーナメントですが、賞金も結構あります。
優勝 $1,500
準優勝 $1,000
セミファイナリスト $550
クオータファイナル $250
当然賞金がもらえるぐらい勝てるとは思ってないのですがジュニアとは違うプレーを体感して欲しいと思いエントリー(子供達は賞金!しか頭にないですが。笑)。
できればジュニアじゃなく、大人、大学生と辺りたいと思ったのですが、運よく願いが叶いました。
息子の1回戦は元D1選手で過去にニューヨーク大学(NYU)のアシスタントコーチをしたことがある方。 多分30後半ぐらいで今は歯科医かなにかでしょうか。
現役バリバリではないので、左右、前後に揺さぶられるとミスもしてくれますが、無理をせず丁寧にコースをついてくるプレーがコーチみたい。
サーブでドカンと打ってくる選手ではなかったので、いっぱいラリーをしながらのポイントプレイがありました。 長いポイントの後は、相手もしんどそう。
取ったり、取られたりのシーソゲームでしたが、6-2, 6-3で勝つことができ、予想外の初戦突破。
試合後ご本人も昔は上手かったんだけど、今はダメだなーと言われてましたが、やっぱり現役じゃない分、動いた時のミスに助けられた感じでしょうか。
続く2回戦は運よく第2シードのUペン選手と対戦。
昔スクールにも偶に来ていた先輩で、かなり昔に打ってもらったことがあります。
基本に忠実なオールラウンダーの印象でしたが、本気のプレイもまさにその印象のまま。
流石Uペンの#3。
前日予想外に勝ったので、数ゲームとれるかな?とか話していましたが、一切お遊び無し。
何1つ簡単にポイントを取らしてもらえません。 1ポイント取るのがこんなにも大変なのという感じで、帰ってこないだろーと思っても帰ってくるボール。
そして油断するとドカンとやられるし、気を抜いたら即やられる感覚も凄かったです。
試合の方は0-6, 0-6。 正確に数えてませんでしたが、試合を通じで10-15点ぐらいしかポイントできてない気が。
息子もまさかここまで何もできず終わるとは思っておらず、もう全部返され予想以上で凄かったと。
ここら辺がフィジカル、フットワークの違い。 適当に構えていては到達できないレベルを感じてくれるといいのですが。。。
友達のZ君も同じくUペンの選手と対戦。 こちらの選手はUペンレベルの大学でもいるの?と思うシコラー系(ディフェンシブな選手らしい)。
彼はラインナップではないようですが、それでもUペンテニス部のUTR12。
こちらもベーグル(0点)かな?と試合前は話していましたが、なんとZ君がいきなり2ゲームを先取。 普通にストローク戦だとむしろZ君が押していて、相手がやられている感じ。
これはひょっとして勝っちゃうかも?と思ったら、偶々打ったスライスをZ君がミスすると、そこから徹底的なスライス攻撃。
普通にストローク戦では部が悪いと思ったのか、打たせにくいスライスやサーブ&ボレーで揺さぶってきます。
結局試合の方は3-6,3-6でZ君の負け。 現役D1生から3ゲームづつ取ったのも凄いですが、ひょっとすると勝てたかもとおもうような試合でした。
でもやっぱり色々な経験の違いがやっぱりあり、ちょっとした相手の弱みを見つけて突破するのは流石。
お互い刺激のある体験だった感じです。
特に2日目はほぼ大学生&大人なので、雰囲気が全然ジュニアの試合とは違う感じ。
帰りに子供達があのプレイヤーはオーラがあった、無かったと話していましたが、英語でもオーラっていうんだと知りました。
エントリー費は$80だったので、下手なプライベートレッスンを受けるより、よっぽど密度の濃い時間だったかなと。
始めて出たメンズオープンの試合でしたが、いい経験となりました。