この週末はミドルステーツのU16 Close L3トーナメントがありました。

開催場所はありがたいことに、所属するテニススクールから5分のハイスクール。 スクールから目と鼻の先ということで、金、土、日の3日間コーチが試合を見に来てくれました。


金曜は夕方からダブルス、そしてその後シングルスという流れ。

息子は中国系の友達Z君とペアを組んで参加。 最初にダブルスをしてシングルスという流れだったのですが、4時のダブルスは良かったものの、シングルスは思ったよりも他の試合が長引き、結局7時半に開始。

日暮が1時間程だったので、なんとインドアコートに移っての試合となりました。

初戦の相手は先月メリーランドのL3でダブルスペアを組んだ、同じく中国系の友達。 5位決定で当たって、その時は勝てましたが勝ったり、負けたりの間柄。 

初戦のドローではちょっと厳しめでしたが、インドアだったのがやり易かったのか6-0,6-0で快勝だったそう。 

息子的に見てない方がやり易いということで、今回も試合を観戦せず外で待っていたのですが、コーチが2セット目から観戦してくれ、どんなプレーだったか教えてくれました。
(サーブがこの日は調子が良かったらしく、サーブプラス+1の形で短いラリーでかなりポイントできたそう)

続く翌日のダブルスはエバートキャンプに行った同じスクールの友達&お隣デラウェアのC君。 第3シードの二人は共にUTR10超えペアなので、これは厳しいなと思ったら、ギリギリの9-7で勝利。

予想外の勝利に喜びもつかの間、シングルスの方はJTCCに行く、長身の第4シード君に完敗。

185は余裕であるような長身なので、サーブがまじで半端なく、キックサーブに何もできなかったとか。 サーブが何回か頭超えたり、1度横のフェンス超えたといっていたので、意図的に低身長を狙われた感じでしょうか。

また自分のサーブゲームでも、前日調子良く打ち過ぎたのか、肩に少し痛みがあるらしく、終始2NDのみでプレー。 こちらもかなり打ち込まれ試合の方は1時間もかからず1-6, 0-6と料理されちゃいました。

レッスン後コーチが駆けつけてくれましたが、あまりにも早く負けたのでプレーは見れず。 ま、でも完全にキックサーブに対処できなかったので、暑いアウトドアの重要課題事項が明らかになった感じでしょうか。

結局彼もセミファイナルで長身のシード1位に敗れましたが、それ以外は終始キックサーブが爆発し、第二シードも完膚なきまでやられてました。

U16, U18の巨大プレイヤーのキックサーブはこれから苦しめられそう・・・・・

特にボールが跳ねやすくなる夏のアウトドアはチビには厳しいですね。


このL3はありがたいことに、最後までフィードインの形で終わりまであるコンソレがあるのですが、コンソレ組はなんと土曜に勝ち進むとシングルスを3回戦う可能性もあり、ヒエーーー。

朝9時のダブルスの前に40分程ウォームアップをしたので、既に午前中もそこそこプレーしている感じに。


午後のコンソレは同じスクールのハイスクーラーの子と対戦だったのですが、気温もあるし、相手選手も調子良さそうだから苦戦するかな?と思ったら、予想通り苦戦したようです。

ありがたいことに、コーチ&ペンシルバニア大学女子テニスの監督であるコーチのお姉さんも一緒に観戦してくれ、試合後みっちりフィードバックを受けることに。

試合の方は7-5,6-7,10-8と2度のタイブレークで辛うじて勝ってたとか。第3セットも3-8とリードされ、ダメもとでアタックしまくったら、逆転できたらしいのですが、2時間半の大接戦だったとか。

コーチからも変なミスもなく、いいラリー、ウイナーで終わるようなお互いのベストが出た感じだったと絶賛され、予想外の好評価。

試合後コーチのお姉さんが、二人に紙を使って色々フィードバックをくれ、40分程試合後の談笑、フィードバックをしてもらっていました。

コーチ曰く、昔コーチも自分の試合後お姉さんにフィードバックをしてもらったそうで、昔を思い出したとか。


試合をずっと見ていてくれたお爺ちゃん審判さんも労いをうけ、もう1試合あるのは酷じゃなーと言われたそうですが、最悪シングルス3試合の予想があたり、3試合目に。



前日と同じく7時半からの開始だったので、インドアに移動しての試合だったのですが、明らかに疲労困憊の様子。

これがアウトドアだったらヤバかったのですが、インドアだったのが幸いでした。


前日と同じく施設の外で待っていたら、20分程で相手選手が帰って行くでは? 流石に前の試合の疲れもあって、棄権したかな?と思ったら、棄権したのは相手選手だったらしく、3-2となった所で試合終了だったそうです。

相手選手も同じく3試合目だったので、やりたくない感いっぱいだったよう。 半分我慢比べのような感じで、この日は終了となりましたが、本当にシングルス3試合目が途中で終わって息子的にもホッとしていた様子でした。


最終日の日曜は再びダブルスから。 相手チームは前日第一シードを倒しているだけに難しい試合は予想していましたが、6-8でセミファイナル敗退となりました。

3-7とリードされ盛り返したようですが、ここ最近ラッキー続きだった友達とのペアの運もここで終了となりました。


同じ対戦相手の一人とこの日はシングルスのコンソレだったのですが、試合後相手は棄権。 毎回コンソレはプレーしない選手なのですが、流石にダブルスがあるし、試合会場にいるからシングルスもプレーするかと思いきや、棄権するのでちょっと拍子抜け。


結局コンソレのセミファイナルは前日ダブルスの試合をしたデラウェアのC君と対戦となりました。


実は彼とは先週練習試合を1セットして、その後家に泊まりに来て遅くまで遊んでいた二人。 昔から何度も対戦している相手ですが、この1年で身長と共に、彼の実力も大幅に伸びちょっと同学年では実力が一つ抜きに出た感じに。


U12の時は圧倒的ストローク力のパワーが勝るZ君が抜きに出ていたのですが、U14の年代になり身長が伸び、サーブ、機動力、テクニックがあるC君の伸びが著しく、彼が同学年でUTRも10に一番乗りとなりました。


試合前にコーチに色々電話でアドバイスを受け、試合に臨んだ息子。 第2セットからはコーチ、そして大学を卒業したバンダービルドの先輩も見に来てくれ、じっくり試合を見てもらったそうです。


試合の方は4-6、5-7で敗退。 2セット目は5-3とクローズするチャンスがあったようですが、無理に何発か打ちすぎチャンスを逃したんだとか。


試合後コーチに内容を聞いて見ると、予想外に息子がキックサーブを打ち驚いたとか。


前からコーチにキックサーブを教えてはもらっているものの、正直全然使えるような速度、跳ねぐあいもなく、私でも打ち込めるようなチャンスボールの状態。


逆にC君は結構跳ねるキックを打てるので、前日も苦しんだキックサーブのリターンは要注意と言っておいたのですが、何故か息子が逆に打っていたとか。


帰り道に理由を聞くと、フレンチオープンのベンシェルトンの動画を見て、一回彼のイメージでやってみようと思ったら、予想外に相手がリターンミスしたから、もしやと思ったんとか。

結局その後も同じように何度もミスしてくれ、結構使えたというのですが、一番暑い時間帯だったのが功を奏したのでしょうか?


私が見たことがある息子のキックサーブは、ハエが止まるくらいの鈍足。 そして、お世辞にも高く跳ねる感じもなく、微妙に少し跳ねたかも程度なんですが、ベンシェルトンのイメージで何か変わったのでしょうか?

コーチからもここ最近見ていなかったのに試合で積極的に試したのは評価できると言われたのですが、どんな感じだったのかちょっと気になります。


終わってみれば最終日まで色々試合をできたり、コーチに3日間しっかり試合内容を見てもらえたのは有意義な3日間だったでしょうか。


あと2週間で学校も終わるので、この夏はキックサーブのリターン&サーブ力を磨いて欲しい所です。 

 

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