実は今まで詳細につけたことが無かったのですが、今月から練習時間とテニス関連費用をつけてみました。

練習時間はなんとなく分かっていたのですが、費用の方は思っていたよりも使っていて・・・唖然。

よくアメリカのアカデミーの費用と5万-3万ドルとか載ってたりして、超ビビります。


息子が行くテニス施設はアカデミーではありませんが、一応非営利のジュニアテニスにフォーカスしたテニス団体。

ここででもグループレッスンやプライベートをそれなりにやっていると、トーナメント代、冬のインドアコート代も含めると今月はえらい額になってましたガーン

ま、もうこの2年ぐらいは相当使ってるよねと思っていたのですが、実際に1つ1つ記録していくと恐ろしい額になり・・・。 

 

週末のトーナメントでも似た話を近所の友達ママさん達と話したら、怖くてもうトラックしてないと笑い泣き

こういって積み重なった額って、もう少し足していくと少し安めのアカデミーの値段ぐらい払っているのではと思ったり。

練習時間の方は学校がある今の期間は大体1週間に17-18時間前後。

アウトドアコートが使える、春、夏の期間になると、もっと増える感じですが、学校がある冬の期間は大体こんなものでしょうか。


金額の話をしても息子的にはあまりピンとこないので、もう少し自覚を持ってもらう為に、練習時間、費用の表とは別に、別の指標を話しながら作ってみました。


ありがたい毎にアメリカだとテニスリクルーティングという卒業年度毎の選手のランキング、レーティングのサイトがあります。

UTRができるまでは、このテニスリクルーティングがアメリカ在住のテニスプレイヤーのリクルーティングネタになっていたようです。
今もUTRと合わせて重要な情報ソースの1つですが。
(英語ですが興味がある方はこちらを参考に https://www.tennisrecruiting.net/ )

学年の上位25位ぐらいがブルーチップ、その下が5つ星、4つ星。 学年、レーティング選手の勝敗、何週その順位にいるか等でこのレーティングはできているようです。


息子と話をしていると、何となくD1のカレッジ、そしてどこかで聞いたようなことがある大学をなんとなく口に出したりするのですが、では実際アメリカのカレッジでプレーする選手は、
過去どんなUTRの推移だったか、一緒に見てみました。
(色々見ると少し顔が真剣になっていたようですが、今後の練習姿勢に変化がみられるかどうか)

あくまでUTRで見れる過去のUTRの数値と、テニスリクルーティングから得たレーティング情報なので、UTRの過去の推移が信頼できないと信憑性がないのですが、恐らく信頼できそうな気が。


昨年2023年に卒業したフレッシュマンの選手を幾つかの違う大学毎にピックアップしてみて、高校に入った時から卒業するまでの4年間のUTRの推移を計測した形です。
あとはカレッジを中退してプロで活躍中のベンシェルトン選手、そして卒業年度は違いますが、知合いのカレッジ生。

卒業年度から逆算してUTRの推移を追ってみた感じです。

アメリカの大学は、UTRのサイトでロースター(ラインナップ)6人の合計UTR値が載っています。  Power6と呼ばれる数値で、大学名と共に数値が載っています。

Power6を見ると、大体どんなテニスレベルの大学か良くわかるので、選手個人のUTRの推移に加え、Power6も参考までに入れました。
(ひとえにD1,D2,D3といっても学校の規模によって変わっていたり、強弱がD1でも随分差があるので。  ちなみに頭の良さは全く別の話なので、あくまでテニスの強弱の指標です)。

今回は男子でテニスリクルーティングの卒業年度から表を作ってみましたが、同じことをすれば女子もできるかと。 

(選手名はイニシャルにしてありますが、UTRの各カレッジのサイトで確認できます)


興味深い結果としては、一般的な傾向としてそれなりのカレッジテニスのレベルでプレーしている選手は、ハイスクール入学時(日本でいう中3)の時に、UTRが9.5-10ぐらいは大体あったこと。

UTRもある程度までは伸びていきますが、やっぱり10,11を超えると中々伸びず、ある意味リミットに近づく感じ。

またハイスクールのジュニアの段階なんかはSATの勉強もあったりすると思うので、そこら辺も推移を見る時に参考にする感じがあるかと思います。

色々見ていくと9月からハイスクールに突入する息子ですが、色々見比べるとうーんと考えてしまいます。 

体格等の違いもあるし、早熟な選手もいるので一概にこれが絶対という訳ではないと思いますが、まー、現実をある程度反映しているのかなと。

4-5年前のUTRがどれぐらい当てになるかやや微妙な所もありますが、1つの情報としては中々興味深い所です。

ちなみにアメリカの学生を参考にしている推移なので、日本の学生の方の場合、高校の部活等で伸びることもあると思うので、一概に同じという訳ではないと思います。