今日は息子が通うテニススクールで、カレッジテニスリクルーティングプロセスのQ&A会がありました。

 

スクールのディレクター(元IMG)のお姉さんが、Uペンの女子テニスのヘッドコーチということで、彼女が(SANELA KUNOVACさん。彼女もIMGに4年いたそうです)、カレッジテニスのリクルーティングについて生徒と親に対して、Q&A形式で色々話をしてくれました。

 

正直カレッジテニスのリクルーティングと聞いても、かなり先のことなのですが何か興味深い内容があるかな?と思い参加してみました。

 

全然前知識なく出たのですが聞いてみるとNCAAの決まりだそうで、今回のQ&Aは特別許可を申請して開いてくれているそうで、終了すると質問なんかもできないそうな。 かなり色々縛りがあるんですね・・・

 

 

色々話をして下さったのですが、質疑応答で覚えている範囲で印象に残ったのは下のような点でした。

 

  • 学校側がリクルーティング作業を開始するのはいつから?
    Uペン女子の場合、9th Grade(日本の中3)の終わりのランキングを見て、目ぼしい生徒のピックアップを開始する。
    (9thの終わりの成績を見て目星をつけ、10でトラッキング、11でリクルーティングだそう。 9学年でピックアップしたら、所属するスクールのコーチなんかにコンタクトを徐々に開始したりして、情報を得る作業を少しづつ進めるそうです)
     
  • リクルーティングビデオは意味あるか?
    (やっぱり対面がMustだそうで、最終的には必ず会って、色々話したりして選考になるそうですが、距離的に近い場合じゃない場合は、やっぱり最初のコミュニケーションを始めるにはいい方法だそう。 ただし、長くても5分、それ以上は膨大にビデオが来るから見ないそうです。 そして2-3分はポイントプレーが好ましいとか。 ただ機械的にストロークしてても、判断できないのでやはりポイントプレーでコートの使い方や、どういうプレーをするのかを知れる方がいいそうです)
     
  • 成績(GPA,SAT)は重要
    アメリカはシステム的にテニスだけできればいい訳ではないので、やはり成績は重要。 運動だけできて、勉強0というのは、アメリカでは受け入れられないんですね。

     
  • リクルーティングされる=奨学金がもらえる?
    UペンはIVYリーグだそうですが、IVYリーグは経済的に困難な人以外の金銭援助がそもそもなく、奨学金はアスリートスチューデントでもないそうです。 IVYリーグ独特? でもD1-D3にはフル、部分的な奨学金制度があるので、学校によりけりということでしょうか
     
  • 選考の失敗・成功例、気にする所は?
    カレッジテニスはチームテニスなので、人間的にチームに溶け込めるかは対面で話したりする時に注意して、見ている点だそうです。
    ただ単にテニスが上手いだけでなく、気遣いができるか等、人柄が重要ということですね。  コート上でもめ事を起こしやすい人(噂だっている人)は、当然ながら敬遠されるそう。  団体チーム生活なので、コーチやチームと上手くやっていけるかが重要視されるそうで、オフィシャルビジットを受けてる時も、そういう所をコーチ側はチェックするらそうです
     
  • SATは早くから受けた方がいい?
    最終的には機械的に一番いい数値がピックアップされ学校側に出てくるので、何回受けたなどは一切関係ないので、絶対に早くから受けていくのがいい。
     
  • 男女の奨学金
    NCAAの場合かな? 女子は8、男子は4だそうで、男子の方がテニスの奨学金の門は狭いそうです。理由はアメフトなんかで男子は大量の小学生がいるからだそう・・・
 
 
正直先の長ーい話ですが、45分という短い時間ながら中々話を聞けて面白かったです。
 
ちなみに話を聞いた息子の反応は、お姉ちゃんに優しくしないと面接でやばいなー だそうですガーン 人間性・協調性が不安!?

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