「核兵器の全面的廃絶のための国際デー」国連が2013年に制定したそうです。けっこう最近ですね。
23日に記念シンポジウムが開催されました。アーカイブ動画を貼っておきます。
今年はロシアが核で恫喝しながらウクライナに戦争を仕掛ける一方、TPNW(核兵器禁止条約)の第1回締約国会議、NPT(核不拡散条約)の再検討会議が開かれた年でもあります。
ふたつの国際会議に参加した方々の報告と、国連・日本政府・NGO関係者によるディスカッションがギュッと詰め込まれた2時間半です。
日本政府の「TPNWをできるだけ無視する」というスタンスには無理があってとても苦しいなと感じました。
「TPNWは核軍縮の出口として重要だが核兵器国が参加していない現段階では意味が無い」というのが外務省の説明なんですが、一方で米国などが未批准のため発効していないCTBT(包括的核実験禁止条約)は政府として推してるんですよね。その二重基準、苦しくないですか?
2回続けて最終文書が採択できず失望を呼んでいるNPTですが、議論のプロセスを細かく見ていくと重要な進展がたくさんありますね。それらを促進しているのは主にTPNWの参加国ですが、日本が貢献したものもあるようです。
全体として、学ぶところの多いシンポジウムでした。