お疲れ様です。

 

 最近、連続して、水槽用機器の調子が悪くなったり故障したりしています。 

 最近のトラブルとその対応について、忘備録として書きます。

 

 

(1)45cmオーバーフローの揚水ポンプ

  2020年5月に設置し、稼働期間は2年間です。

  調子が悪いため、他のポンプに換装したことを一昨日書きましたが、一段落した
 ら、取り外したポンプをもう一度分解して、よく原因を調べたいと思っています。
 
  揚水ポンプが動かなくなると、サンプタンクのプロテインスキマーによって酸素
 供給された水が、メインタンクへ揚水されなくなるので、短期間で確実に酸欠にな
 ります。
  海水魚は淡水魚のように「鼻上げ」をほぼ知らないため、酸欠は致命的です。
  メインタンクにエアレーション(塩だれの問題が起こりますが)をすれば、一時
 的には有効ですが、それだけでは水質が悪化していきます。
 
  揚水ポンプが水中モーター式の場合、ポンプ、モーターの分解と内部の洗浄を実
 施することが、定期的な保守、点検として最も重要と考えます。
 また、理想的には、故障した場合にすぐに対応できるよう予備のポンプを確保し
 ておくことが推奨されます。 
 

(2)30cmハイキューブ水槽のプロテインスキマー

  2020年4月に水槽を立上げてから2年間の稼働です。

  先日、仕事から帰宅したらスキミングポンプが停止していました。
  ACアダプターからの電圧出力はありますので、ポンプの故障(何かを嚙み込ん
 で回転できなくなったかモーターが断線したか)が疑われます。
  これも、ポンプを分解して、原因を調査したいと思っています。
 
  プロテインスキマーが停止してから、モーターの断線による故障と思いこみ、予
 備は無いし、高額なのですぐには購入できないしと対応に苦慮していたところ、ミ
 ズジリュウキュウスズメダイとマガキ貝が☆になってしまいました。
  海藻があるので大丈夫ではとも考えていましたが、酸欠になってしまったものと
 考えられます。すぐにポンプの分解洗浄や、エアレーションなどの対策をとれば良
 かったと反省しています。
 
  揚水ポンプの場合とは異なり、プロテインスキマーの予備を持つことは、費用負
 担から考えて難しいと思います。
  プロテインスキマーの要はスキミングポンプで、水中モータ―式の場合が多いと
 思いますので、揚水ポンプ同様に定期的なポンプ、モーターの分解と内部の洗浄に
 より、良い状態が維持できると考えています。
 
(3)インドホシガメのUVランプ
  蛍光管タイプのランプで、経験上定期的に切れます。
  2021年2月に取り付けて以降、約1年3か月後の昨日、突然切れました。
 メーカーは「1年交換」を推奨しているので寿命といえます。
  しかし今回、省エネ、長寿命、高紫外線量を目的として、LEDタイプに換装して
 みました。 

  価格差は3倍くらいありますが、蛍光ランプの寿命1年に対しLEDは約2年、さ

 らに蛍光ランプの消費電力26Wに対しLEDは3Wと、メリットが大きいのです。

 電気料金は高くなる一方なので、何に関してもLED化が有効と信じています。

 

  UVランプについては緊急性はないのですが、電気製品の安全上、メーカーの推奨

 事項があれば、それに従うことが大切と考えています。

 

 

 水槽用機器の定期的な交換(事後保全)は費用負担が大きく、かと言って故障の予知(予知保全)が難しいだけに、どのように維持すれば良いか考えさせられますが、定期的な分解、洗浄など「まず、できることをやる」に尽きるようです。

 まだまだ未熟です。

 

お付き合いいただきありがとうございました。