初再呈示 

テーマ:

 

ぼくもそうだが、忙しいので書く機会がない。ふつうではない、おかしい、とは思っているが、ぼくの経験した集合容喙現象のことは、そういうもんだ、で済ませてられても、いま世界的に起こっていることのほうが、個人生活から気を散らさせるものがある。精神的には何の生産性もないものだから、ぼくは具体的な個々の事柄そのものへの関心はない。ただ、人間の生活への影響は、よく感じている。ぼくだって、ピアノ教室へ行けなくなった。報道だけみていても、筋の通らないものをずっと感じていたから、いまもTVはほとんどまったくみていない。昨年以来だ。ただ、情報への大衆の反応には、異様なものを感じている。PCの報道への反応にである。国の内外の政府もおかしい。評論家もおかしい。ぼくの感覚でそう感じるのであって、陰謀論のせいではない。そもそもぼくはそういうものを知らないし、パリ大学博士として興味もない。哲学博士であるぼくの感覚が、おかしいと感じているのである。公の情報やメディアの構えのほうこそおかしいし幼稚だ。信頼度ゼロ。だからじぶんで推定してゆかなければならない。そこで言うが、問題の根本は、情報の擦り合わせや検討も大事だがそれが公平に提供されていない現状では、自分はどう生きたいかの自覚と決意なのだ。そのためには、公のお仕着せ秩序を破っていいと思う。この秩序じたいがおかしいのだから。それがいまの世の最大の問題なのだ。どうしてもおかしいと感じさせるように、むこう側がしてきた。どうせぼくの言うことをきく世ではないのだから、だまって静観しているのだ。とにかくくだらん。