初再呈示
- テーマ:
- 自分に向って
1922年9月30日
重要
「主観と、主観から独立なものとして当の主観が措定する客体、この主観と客体との間の区別を、最終的なものと見做すかぎり、経験というものを説明することは不可能であること。そして、この主観と客体とがその中で措定され対立し合うひとつの理解可能な統一というものを思惟しているかぎり、状況は全然改善しないということ。(われわれに必要なのは)ひとつの非合理的な(それどころか言ってみれば思惟することが不可能な)統一なのである。」
これこそまさに集合容喙現象の経験と状況の本質でもあるとぼくが想到するに至ったものである。