折に触れて読みかえしていただいている。初再呈示 

 

テーマ:

 

 

 

 

 

 

アレクシー・カレル〔アレクシ・カレル(Alexis Carrel, 1873. 6. 28 - 1944. 11. 5)はフランス外科医解剖学者、生物学者。1912年ノーベル生理学・医学賞を受賞 (Wiki.) 〕 が 『ルルドへの旅・祈り』 『人間 この未知なるもの』 で証言しているように、祈りによる奇蹟という現象は事実として存在する。

 〔Wikipediaには興味深い記述もある:『1912年1月17日ニワトリの胚の心臓の一部を自ら設計したフラスコの中の栄養培地で培養した。48時間ごとに組織は2倍の大きさになり、フラスコを替えながら20年後も成長しており(これは鶏の寿命よりも長い)、本人の死の2年後、1946年まで生き続けた。実験の再現に成功した研究者は皆無であったが、この実験から導かれた「細胞は不死である」という仮説は、1961年にレオナルド・ヘイフリックがヘイフリック限界を発見するまで生物学の定説とされていた[2]。なおこの試料はその後破棄されてしまったため、なぜ長期間分裂を続けることができたのか(あるいは分裂しているように見えたのか)解明されていない。』〕 

 

奇蹟を生じるほどの祈りという内的行為はどういうものかという説明は、ここではしない。 いまぼくは、集合容喙現象という、いわば逆の方向での負の奇蹟を多量に経験することによって、この世は何でも起こり得るのだということを、第二の常識として知っている。人為的にも三次元技術的にもありえない現象だ。形而上的あるいは高次元的なものが関与している現象である。 だから、以前読んだこの本を再び顧みる気持になった。 高次元領域の作用は、負の超自然現象だけでなく、医学的に正の超自然現象をも起こしうるはずだ。 集合容喙現象も、積極的な意味での奇蹟現象も、昔からある。いずれも、高次元存在が、一方的にか、あるいは人間の意思に応じる仕方で、作用するとしか思えない。 人間をめぐって、悪魔と天使が縄張り争いをしているというのが、最もありそうな想定である。 ぼくは、高次元に、被害の償いをしてほしい。それはできるはずだ。