第5節目で神と創造主の区別を打ちだす。 

 

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此の世の原理は、悪魔と呼ばれる存在のそれであり、その故に、此の世を創造した存在、即ち創造主は、当然、悪魔的な存在、或いは悪魔そのものとして思惟されざるを得ない。我々の愛や美の経験の根源として志向される「神」は、少なくとも我々の思惟にとっては、我々人間の「魂」の相関的な観念でのみあり得る。