どうしたの?

 

うん、ぼくももっと夢想家にならねばならんな。この世の構造なんかどうでもいいんだ。詩人はね、そういう関心(じつはただの興味)など、完全に捨て去る純粋さをもっている。魂のなかにしか根源を観ないんだよ。スピリチュアル化されない魂。詩人のなかにしか観られない魂。これが真摯で真面目なことなんだよ。それいがいはね、魂で遊んでるの。いまに罰(ばち)が当たるよ。

 

 

 

それが「薔薇窓」の理念ね。

 

もうこの世を判断することも要らない。