実質的思惟の文章とは、こういうものをいうのである。ぼくの「こわさ」がよくでている。

 



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この節をどうして「神と創造主」の主題に編んだか。「神」は人間の主体性の極北としてしか意味をなさないからである。 

 

よくまとまっている。 


 


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倫理とは美意識である。美の秩序が倫理規範であり、倫理は形式の底に実質を持っていなければならない。これが理念のありようである。倫理とは、己れの理念への忠実にほかならない。(「形式倫理」や「実質倫理」というのは抽象である。) 

 

美意識は思想である。己れの実質的思想なのである。これは「自己自身」である。「魂」の意識である。 ぼくがどれほどの人間であるかは、ぼくがどういう魂の美を現わすかによって証されるだろう。これは主観的信念を実証することである。いちばんたしかなのは美作品による証である。そのほかの文章や行為いじょうに信頼できる。 

 

 

夢想はそれじたい生きる力であり 魂の門である。夢想をやめては理念はなく、魂はない。

 

 

 

倫理は魂への義務である。