じぶんの志を貫いて努力し社会で成功し大いに社会貢献のできている(それゆえか 他を遠慮なく批判する資格が じぶんにあると思い込んでいる)人が、心身の病によって何も積極的な自己実現も社会貢献もできずに苦しんで日々どうにか生きている人よりも、ほとんどかぎりなく浅薄であるということが、多分無数にあるのだよなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

別事 

 

事実を誤認しているのに信念を譲らず他を批評し、たとえ恨まれてもこれを言うことは義務だ、と主張する者は、魂ごと死ななければ治らない。 そう思っていたら、その者は本当に突然死んだ。その死んだことはぼくに知らされた。そうなるしかないとぼくは思っていた。 どうですか、これが誤った信念で他に関与する者の最後です。ぼくが意志したからではありませんが、同じことです。ぼくに恨まれるようなことは、それ自体間違っていることなのですから、こわいですよ。