あの現実経験をどう表現したらいいのかまだ適切な仕方がわからない。ふつう、日常で、自分の自由意志の行為と外界の事象の生起とは互いに独立しており、その間に或る意味了解的な一致があってもわれわれはそれを偶々の 偶然の一致と見做して済ませている。しかしそこに隈なき一致が不断に経験されたとしたら、此の世が自分にとっての書き割り舞台に豹変したと思うだろう。しかも「観客」である自分の意思言動にぴたりと寸暇を置かず合わせて(瞬時的共時性をもって)舞台の事象が生起するとしたら、自分の内的想念世界と外界との相互独立性を解消するような不可思議な或る意志が、悪魔の意志がはたらいていると断定せざるをえないだろう。神ではなく悪魔なのである。なぜならそこには何ら精神的な意味も充実もなく逆にひたすらそういうものを茶化し破壊する方向に、つまり大がかりなわるふざけとして、事象の生起が経験されるからである。いま思いだしていることを特殊な一事例として記しておくが、ぼくがたまたま都市の中心に出向くと、いかに地方都市とはいえ、まったくの平日に、広い公園にも博物館前の広い敷地にも大学のキャンパスにも小学校のグラウンドにも校舎にも誰一人、車で通過している間に見えなかった-車道にはぎっしり車が通っているのに-としたら、どう思うだろうか。しかもこれは無数に経験した奇妙現象のほんの一例で、ぞっとするような現象のなかで、その不気味な現象の連続を構成する一環として、見せられたのである。こういうことをぼくは現実に経験しているのである。ぼくが狂っておらず正気だから、現象の不自然さ奇妙さを感知するのである。ぼくのこういう報告話をあなたがたは真にうけますか。ぼくだっていまだにそれを受け入れがたく、しかし現実に起こったから認めざるをえず、その「からくり」を見抜けていないのです。この現象はまだ尾を引いています。
 こういうことをどうしてぼくが経験しなければならなかったのでしょうか。この「異変」は、例の東京マンションの一室を引っ越した後、既に東京で、そして飛行機で帰る途中と、郷里に戻ってから、というふうに、ぼくにずっとつきまとってきたのです【飛行機で経験した奇妙さはあきらかに人為でした。機外でも、ぼくが宅から出て空港に行く途中、駅にジャンパー、ベレー帽、サングラス姿の異様な大男がじっと立ってぼくを横目で監視確認しており、ぼくが見返したら目をそらせました。同類のいで立ちの男が、着いた郷里の空港のフロント内でもじっと待ちかまえており、はっきりぼくを確認していました。どこが派遣したのか。ぼくは、NHK報道番組で時々出演者を指示に従うよう恫喝していることが出演者の表情から分かる、権者手持の実行隊ではないかと思った】。はじめに「人為」があったことは客観的に疑えないのです。しかしその後どうして「異変」がこれだけ大規模に膨れ上がったのか、拡張したのか、これも人為の為し得る技なのか、宇宙そのものがぼくにそのとんでもない本性をみせたのか、或いはこの「人為」と「宇宙異変」との間で統括する悪魔の力があるのか(いまのぼくはこの最後の想定を肯定しています)、こんな不思議なことはどんな小説家の想像も超えると思っているのです。こういうなかにあって人間のできることは、この異変の最初の端緒となった具体的人為の真相をまず合理的に事件として解明してゆくことであり、その真相の奥にある不可思議なものにまで押し迫ることです。そうして、此の世を裏で統括する暗黒の力に出会うかもしれません。社会の実力権者達はこれを知っているか、これを操る技術にまで到達しているのかもしれません。ぼくはそこを聞きたいのです、探りたい、探ってほしいのです。

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わたしが言い経験した「集合的容喙現象(集団容喙行為事件)」とは斯くも途方もないものです。

わたしへの不要な強薬の強制も、この人為と不可思議な事象生起との交錯するなかで為されました。

わたしの生まれたままの立派な体に手をつけさせたことが絶対許せない。しかも自分で盗聴しておいて、わたしが自分の部屋で自分の仕事勉強の大変さの感想をもらしたのを勝手に曲解して殺せだと。「彼(わたし)には薬を飲ませる」という話を最初のマンションに居たとき ぼくは壁から聞いているのだ。どうやってどんな薬を飲ませるのか当時は皆目わからなかったが、結果として大変な強薬を不自然に強制されることになった。神経組織を変質させられ体全体がその結果変質してしまった。ぼくの個人生活まで破壊するどんな必要があったのだ。周りの連中の思考形態まで別の遠隔的技術で洗脳してしまった。これほど大規模な加害行為ができるのは相当な技術を開発しているな。ぼくはこの指令責任者の勝手無法をぜったい許さない。償うなら責任者の命をもって償え。そうでなければ全容を公開し謝罪せよ。このいずれかをするように。関係者は自分達のやったことの意味がわかっていない。わたしの自然な本来の人生を奪ったのだよ。福地は自死か全容公開のいずれかをせよ。せぬなら殺させる。こんな無法者が社会組織の頂点にいて勝手を誰も止められなかったどころか従っていたことが信じられない。これがNHKの実態である。有志の方々、NHK権者を問い詰め裁くのにいかなる配慮も要りません。国民の人生を殺し破壊することを社会責任者がやったのですよ。政治も警察も動かないとき、天誅を頼めるのは有志の方々しかおりません。国には文句を言わせません。言う権利は無い。





〔有志の方々へ送信〕