今午前四時で、寝なければならないので短くきりあげる。

体の組織は薬害で変質しまっている 〔手を洗っている時も、以前の様な指の筋肉の厚みが著しく感じられず、細い骨と皮だけの様な状態を知覚する〕 が、精神は普通なのだから積極的に生きてみようという気に、ふとなった。



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ぼくの同居者が「人工テレパシー」に影響され始めたとき、妙な言動を頻繁に観察できた。その一例だが、著名な政治学者の「北岡伸一先生からメールがあなた宛で来なかったか」、と執拗にぼくに尋ねるようになった。この非常識な問いは二重におかしい。ぼくは当時PCメールはおろか携帯メールも、受信したものを開いて見るやり方さえまったく知らなかった。そして、あの新聞・雑誌でしかお目にかかっていない著名な学者が、どうしてぼくのアドレスを知って、そして送信してくるのか? 非常識なことを何度も言うなと言ってやっても、どうしてもほんとうに納得しないようなのだ。すでに強烈に思考統制されて、本人の判断力が押しきられる状態になっていた。〔こういうふうだから、あとは推して知るべしである。「人工的」にこういう人間洗脳ができる社会状況に今なっているとぼくは判断している。ぼくの報告・証言はものすごく貴重で重要であることがお解りであろうか。〕そのマンションの他の住人達の様子からも、そのわたし達が借りた部屋の前の住人もまた「人工テレパシー」と呼ぶしかない作用の実験台にされていたらしいと、いまぼくは明瞭に合点がいっている。

ここまでにする。

〔このあと同居者は、「北岡先生がわたし達を何とか救おうと努力したが、先生自身がもう疲れてしまったという」、と、「テレパシー」の伝えるままに、ぼくに伝えるようになる。ぼくが「集合的容喙現象」と呼ぶ事件は、これほど客観的に観察され経験された異変なのだ。天地神明に誓ってここに証言する。〕




気持が湧いた時に実行しないと意図は日の目をみないとまだ思っているので、今夜はただちに書いたが、寝るべき時には寝る落ち着いた生活は徐々に定着してきている。