ぼくがほんとうの恋愛を経験しなかったことが
さいごにぼくの人生の歯車をくるわせる一つの契機とはなった(それがすべてでは到底なかった)。
しかしそれはぼくの罪も悪も意味しない。
誰一人傷つける意志も力もあるはずがなく、
実際に誰一人最後まで一指も触れなかった。
ぼくはまったくそんな種類の場に現れなかったし、近づくことすらなかったのだから。
それなのに向うはぼくを堂々と盗聴監視し、遂には殺そうとし、実際殺せと責任者は命じたのだから。
それは客観的即物的な経験で疑いようがない。
ぼくは隣室での話声がじつは大事な瞬間にかなり聞こえていた。
壁伝いではあるが隣室の様子、訪問者がぼくたちを問題にした会話をしていたこと、しっかり五感で確認している。
壁の向うでダイヤルを回すような音がした途端に伴侶が胸を押えて苦しみだし倒れうずくまったことも、ぼくは目の前でみているのだ。
その他無数のかんがえられない現象。
ナチスや北朝鮮と全く同じだ。
それを一般に知られないハイテクを駆使してやった。
修験道の呪術も使ったろう。
社会組織は殺人あるいは廃人をつくるのに証拠の残る物理的手段など使いはしない。完全殺人のマニュアルを完成している。
最後にぼくを完全に潰そうと霊界まで関与させた〔これはぼくの直接経験からの断定である〕。
なぜそうなったか、
ぼくの純粋さが或る事を巡って世俗と遂に衝突したのだ。
何のためにこつこつ勉強を努力して積み上げてきたのか。
何のためのいままでの真面目さだったのか。
ぼくはその真面目さのままだったのだから、
だから衝突したのだ。
ぼくはその何の責任をもぼくに負わせようとは思わない。
世の中があまりに巨大悪過ぎた。
それをぼくは一身で受けたのだ。
此の世は誠実や美意識で動いてはいない。
最低限の「人間」への礼儀も弁えない。
ぼくはそれに怒りを表現した。
その怒りはいまではもっと拡大深化している。
この怒りをどんな教説も消せない。
すべては暴力を行使し得る側に洗脳された。
これが全世界の原理だ。

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以上は前節645より、この主題現象記録の集中のために再録した文である。疑い得ない経験であることは、最初正義を貫こうとしていたわたしが、〈敵〉の圧倒的な見えざる力の前に屈し、われわれの身の安全のために、一度或る機関に依頼した〈調査〉を反故にする決断をせざるを得なかった恐怖と苦痛が(なにしろ〈敵〉の意に沿わない対抗的な試みをわれわれがすると、とたんに〈ヴォリューム〉を上げて更なる苦痛を経験させるのだから)、この圧倒的経験自体が、動かぬ証である。このことを言い添えておく。わたしも外出先でも体に電気でぴくぴく震えるような体感現象があったし、完全に〈送信音声〉を聞かされている伴侶は、逐一その内容をわたしに伝えた。そして、自然内発的にはけっしてかんがえられないようなむごい身体痙攣をわたしの前でみせた(わたしの微震の段ではなかった)。そんな癲癇でも無いような症状などそれまで誰もみたことはなかった。まさに物理的に確認される恐怖だった。生きた心地がしなかった。

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今日、わたしと事情がほとんど同じの「集団ストーカー」現象被害の方の欄訪問があり、その方のブログを拝見し、やはり広範にあるのだとあらためて暗澹とした気持になった。本人に責任があるのでも病気でもないことはすぐわかる。いま、此の世がおかしいのである。どうしてこういう異常な世界ができたのか。わたし自身は、単なる人為現象とはとても思えないという感触だ。規模と緻密さが甚だしすぎる。それでも本人が異常ではないのである。読者はどう想像しますか。あすは我が身ですよ。 被害者は、人生は終った、と絶望しながら、それでも命があるかぎり生きようと思う、と訴えている。ぼくと基本状況はまったく同一だ。原因が何であれ、立派な社会問題だ。社会はどうして解決しようとしない。

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今日午前、簡略ではあるが、首相にメールを出してみた。文は次の通り。

国はどうして、現今広範な社会問題化している「集団ストーカー」被害の解決のため原因を突き止め根絶しようとしないのですか。情報はネットに溢れています。本人がおかしいのではありません。精神医もグルになっているという通説は事実を指摘しています。わたしもこの現象と精神医の薬によって、ソルボンヌ哲学博士と大学教員にふさわしい道を断たれた被害者です。口だけでなく行動を起していただかなくてはこの先政権を支持いたしません、。アメーバブログで「高田博厚先生と共に-古川信義の電子欄」(筆名)を書いています。社会的責任を果してください。