こんにちは。


今回も夫のミッドライフクライシスに見た「男性性」について綴っていきます。


ある時から、夫が挨拶をする程度だった同僚の女性と親しくなっていきました。彼女と話した事を私にも話してくれていたし、彼女の波乱万丈な人生やゴシップ話は、コロナ禍で仕事と家の往復しかしていなかった夫、子供達と家に引きこもっていた私にとって、新しい、面白い話題でした。しかし、次第に夫に気分の浮き沈みが見られるようになりました。例えば、彼女からのメールが冷たく感じた、いつも必ずメールするのに今日はなかったといった事を言って落ち込んで帰ってきたり。彼女は夫の事を、家庭があって安定した生活をしているから話しやすい(彼女は元夫の浮気が原因で離婚したので、浮気をする男性を毛嫌いしている)と言って、お互い子供達の事や家族の事を話す事も多かった様です。メールは一日に20回、30回とやり取りをする事もあり、夜帰宅してからや週末にメールをする事も。夫はこの新しい「友達」に、どんどんのめり込んでいきました。


ミッドライフクライシスのサインに、妻や家族以外の女性に頼りにされる事で、男性としての自信や権威を確認する、といった事があります。また、相談される事で自分が必要とされている気がして、承認欲求が満たされる事もある様です。


時間が経つにつれ、親しくなっていく夫と彼女、今までに見た事のない夫の態度に、私は戸惑い、不快感や怒りを感じる事もありました。次回は、この辺りについて綴っていきます。


Best regards,