昨日のこと | ☆また会える日まで☆

☆また会える日まで☆

2人の天使ママです。色んな気持ちや日常のことを綴りたいと思います。


皆さん、こんばんは。


今日は私の地方は夏のように暑く、思わず実家から帰宅するとき車でエアコンをつけてしまいました。






昨日は、私の祖父母の法事(祖父七回忌、祖母1周忌)がありました。


行くまではいつも以上にドキドキして、何を聞かれるか、何か言われたら私は耐えれるか、なんと言おうか・・・


そんなことばかり考えてお寺に行きました。




着いたら早速『おっ、キャラメル、元気だったか』と声をかける伯父達。


『よく来てくれたな。有り難うな。見た感じは元気そうだな。よかった。』




ただそれだけ言われました。




叔母たちは、気にかくれていたようで皆そっと声をかけてくれました。


皆、私にどう声をかけていいのか困っただろうな。でも、心配してくれてたことがわかり嬉しかったです。




法事が始まって、姫たんの納骨の時にお寺でお経をあげて以来なので、その時の感覚が思い出され、なんというか・・・不思議な感覚でした。




あんなに大好きだったおじいちゃんと、おばあちゃん。私は祖父母にとって初孫でした。だから、他のいとこ達よりとっても可愛がってくれたし、一番祖父母にお世話になりました。




それなのに、それなのに・・・なんだか姫たんのことばかり考えてしまいました。


お経はちゃんと読んでるけど心ここにあらず・・・




でも、おばあちゃんに妊娠の報告をしたとき喜んでくれて、元気に姫たんを産んでおばあちゃんに抱っこしてもらいたかったという想い。実際、おばあちゃんは姫たんが生まれる前に亡くなってしまった。そして、私でさえもあまり抱っこしてあげることなく姫たんは天国に逝ってしまった。




それがとても悲しく途中まで我慢してたけど




お坊さんのお説教が始まり・・・ついつい泣いてしまいました。




でも、昨日は疲れたけれど、穏やかに過ごすことができてよかったです。


祖父母にもやっとお参りできました。


良い報告が出来なかったけれど私はちゃんと生きてるよ、見守ってくれてありがとう。これからも私達皆を見守っててね。








以下は昨日のお坊さんの説教話です。


私には身に染みる感じがしたので、記憶を辿って書いてみます。


苦手な方はスルーしてくださいね。




クローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバー




この世に『生』を受けたら必ず『死』があります。『生』を受けた以上、私達は生きなければなりません。ご先祖様に私達は『生かさせて』もらってるのです。それを感謝して私達はここにいる人たちと皆仲良く生きて行かなければならないのです。




たとえ、病気になっても、苦しいことがあっても、『生かしてもらてっる』ことを忘れず最後まで生き抜く。それが生きるということなのです。その後には必ず『極楽浄土』があるそうです。






お坊さん自身、血栓性血小板減少症という病気にかかり、偶然にも祖父と同じ病院に入院されていました。祖父が亡くなった時に、すっかり変わった姿で祖父へのお経をあげに来てくれたお坊さんで、丁度あの時は病み上がりでした。


小脳に脳梗塞を起こし、とても危ない状況だったらしいです。でも、今は『お陰さまで元気にしています』とおっしゃってました。




その『お陰様で』という言葉はどういうときに使いますかと質問されました。




私達は魚やお肉を食べますが、ご飯を食べるときに『いただきます』と言います。


これは、私達の命を支えてくれる命、食卓にのぼったら実感しにくいお魚やお肉の命に対して『いただきます』という言葉で感謝の気持ちを込めるということだそうです。


一方、『お陰さま』は、人生に起こってくる全てのことを謙虚に受け止める言葉ということです。




私達の目に見える世界が『陽』(ヨウ)だとすれば、目に見えない世界は『陰』(イン)です。


お魚やお肉の命が私達の命を支えてくれるのと同様に、私達が目 に見える現実の世界「陽」は、目に見えない深遠な「陰」の世界に支え られている。

私達は、この目にみえない「陰」の世界に支えられて生かされて生きているという心、生まれてきた世界への感謝を表す言葉が「お陰さま」だそうです。

その深い感謝から、私達は「陰」という言葉に、「お」と「さま」まで 付けて大切にしてきたということです。





記憶を辿りながら書いているし、書いてみると正しく記述できない感じもするのですが、お坊さんのこのようなお話を聞いているうちに、私は 自然と涙が溢れてきました。




そして、お坊さん自身も、きっと病魔と闘って更に色んなものが見えたんだろうなと思いました。


毎日普通に生活していること、食べたり、歩いたり、喋ったり、笑ったり、自分のお布団で寝たり、お風呂に入ったり、家族がいるということ・・・その色んなものが自分にあるということだけで、とても幸せであり生きていることが素晴らしく有り難いことなのだと。




私もそうです。今回姫たんが亡くなり、もしかしたら私も危ない目に遭っていたかもしれません。


それに、今こうして生活できるのも主人や家族の支えのお陰だし、天使ママさんとこうして出会えて色んな想いを共感出来て、とても救われました。




私は産後ずっと主人の実家にお世話になり、自宅に12月に戻り、それから毎日泣いて泣いて家にこもり、やり場のない気持ちといつも向き合い、どうしていいかわからず真っ暗でした。でも、ブログを通して私以外にも可愛いかけがえのない我が子を亡くして悲しい想いをしている天使ママさんがいるということ、そして、悲しみは癒えないけど、毎日生きて頑張ってる姿に私は勇気とパワーをたくさんもらいました。






本当に、こうして何とか元気に過ごせているのは、皆様の「お陰さま」です。

ありがとうございます。






長文読んでくれてありがとうございました。














ペタしてね