Voice Mail #279 2010-08-14 | made in twenty...

Voice Mail #279 2010-08-14

<ズームインジャパン> 韓日通訳者キム・ジュヨン氏(JY)


+日本の夏は韓国より蒸し暑い、という話題から+


JH アメリカやヨーロッパの方では夏休みがとても長いでしょう?冬休みが短くて。
   私は暑さが嫌いですから、夏休みが長かったらいいのにって思っていました。
JY 4か月、5月から。
JH 6か月。4月、5月、6月、7月、8月、9月、9月もまだ暑いでしょう?
   そんな時は遊んで、寒い時に勉強して。
   さ、皆さんにとってはまた一つの避暑地でしょう、VMズームインジャパンを始めます。


(日本では夏になると暑中見舞いの挨拶を書いたハガキを送ります。送る時期は
梅雨が終わってから立秋前までです。立秋後は残暑見舞いと書きます。年賀状よりは
送る人は少ないけれど、このハガキを貰うと涼しくなるようで私が好きな日本文化の一つです。)


JH 年末年始だけでなくて真夏にもこのようなものがあるんですね。
JY ハガキには風が吹くと音の鳴る風鈴とか、うちわとか、涼しげな海のような絵が
   描いてあって、ここに暑中見舞いの挨拶を書いたハガキを送られるんだそうです。
   本当に涼しい感じがするようですね。
JH 私は見たことがないようですけど、見ただけで本当に涼しそうですね。
JY 気分良いと思いますね。こんなに暑いのに誰かが私を気にして下さってるんだな、と。
   もちろん私たちもムンチャで簡単に送る方もいますが、ハガキに真心をこめて送るといえば
   良さそうです。
JH 受け取る方にとっても涼しくて、送る方の立場でも満ち足りた感じがしますが、
   これが多くなったら、配達される方はさらに暑いでしょうね。
JY そうでしょうね。また受け取ったら返事をしないといけないから・・・
   返事を書く時間も楽しいでしょうね。
JH でしょうね、そして配達される方は「またなんでこんなにハガキで送るんだ」って。
   冗談ですよ。


(日本では暑い日に冷たい蕎麦やうどんをよく食べますが、温かい食事も必要だと、
私は朝と夜には味噌汁を作ります。ところで日本には「味噌汁の冷めない距離」という言葉があります。
親と世帯を別にしてもすぐに駆けつけることの出来る距離のことです。ある実験でその距離は2KMだと。
韓国の家族のつながりは日本より強いようですが、結婚しても親と同居する人が多いですか?
結婚してからのご両親との関わりについて教えて下さい。)


JH とても面白いですね。味噌汁が冷めない距離。
JY 食べ物についてのサヨンかな、と思ったら、食べ物から自然に韓国の家族関係についてお尋ねされました。
   ひとまず質問は二つですから、このように暑い時に特に召し上がる食べ物がありますか?
JH 暑い時は冷たいものを食べないといけないでしょう(笑) 冷麺、パッピンス、スイカ、果物ファチェ。
JY ええ、果物ファチェ、とても美味しいですね。【画像参照】
made in twenty...JH 以熱治熱(熱をもって熱を制す)だと温かい食べ物を食べることもあるし。
   ひとまず日本の場合は核家族が多いようですね、韓国に比べたら。
JY たとえば私たちがソウルに住んでいるでしょう。両親もソウルに住んでいる方で、
   子供もソウルに住むときは、私たちは普通結婚前には親と一緒に暮らすでしょう?
   ところで日本では同じ東京に住んでいても、大学を卒業して社会人になれば
   ほとんど家を出て別に暮らすようです。
JH 自立心を育てるためなのか、アムトゥンそんなことがあるでしょう。
JY そして結婚してからも私の両親の世代の場合は、両親と一緒に暮らす人が多かったようですが
   私の家もそうだったんですよ。父方の祖母と一緒に暮らしていました。
   私が子供の時から祖母とずっと一緒に暮らしました。
   ところで最近は両親を一緒に暮らす世帯はあまりいないでしょう。
JH 多くはないようですね。年をとられたお二人の人生がありますから。
   これから老齢人口が多くなると言いますから、そんな部分も重要でしょうね。
JY 老後の人生。
JH どうですか?もしジュヨンさんが結婚して、普通長男は・・・
JY 別々に暮らします。
JH ああ、別々に(笑) 質問が最後まで言ってないのに、答えが早いですね。「はやい!」
JY ところで別に暮らすのが、ある意味良い間柄を保ち続けることが出来ます。
JH そうかもしれないでしょう、一緒にぶつかりながら暮らしていたら、嫁姑の葛藤があるかもしれないし。
   現実的にそのような問題があるかもしれません。
JY 私の友達の話を聞くと、自分が好きで結婚した夫にも言いたいことが沢山あるのに、
   夫を好きだから暮らすことになったお母さん、もちろん心の底から尊敬して一緒に暮らせれば
   とても良いでしょうが、生活が合わなかったらぶつかる部分も多いじゃないですか。
   だとすれば、生活だけは別にして大事にしてあげる関係が良いのではないかという気がします。
JH 私の母の場合は、とても面白い人というより気楽な人ですから、私の兄も結婚していないし
   私もまだしていないでしょう?姉は結婚しました。で姉の夫、私の義兄が母のことをとても
   好きなようです。よく遊びに来られます。
JY 婿じゃないですか。
JH あ~・・・
JY 婿と嫁はまた違うようですよ。
JH そうですか?
JY ええ、婿は自分の娘を守ってくれる、そんなどっしりとした感じがありますが、
   何というか嫁に対しては、もちろん全てのお母さんがそうではないでしょうが・・・
JH 取られたような。
JY ええ、取られたような感じがするんだそうですよ。
JH そうじゃないみたいですけど?
JY そうじゃない方もいるでしょう。私が私の理想として考えているのは、本当の母と娘のように
   仲良くすることができたら本当に良いだろうなと思います。
JH とりあえず私の兄が結婚して、義姉と母の関係を見て、私が結婚するしないを決めようと思います。
   結婚しないです。
JY なぜですか~。 中間で調整役もやってみないといけないでしょう。苦労しないと。
JH 私の母の人生もありますから。

(ことわざを学ぶ時間)

JH ジョンフナ~
JY 何何?何かあったの?
JH ほら~、私がこの前合コンで会った男の人とデートしたんだけど、私が車道の方を歩いたって
   友達に話したらさ。その友達が言うには、その男が私のことをあまり気に入ってないみたいだって言うの。
   本当にそう?
JH 僕が言ったじゃない。その男は君に対してあんまり関心ないって。
   ムンチャの返事も遅いじゃないか。車道を歩いているのに気も遣わないし。
   僕と付き合えばいいじゃないか。僕くらい君を大事にできる男がどこにいるんだよ。
JY あんたも毎日口ばっかりじゃない。 いざとなると連絡もとれないし、
   私と一緒にいるときにも違う女性に連絡するときも多いじゃない。
JH 僕がいつそうだったって? あの時連絡がつかなかったのは、僕が携帯を
   置いてきたせいだし、その女性に連絡したのは仕事のためだよ。
   僕とその男を比較したらダメじゃないか。
JY どっちにしたって連絡はつかないし、私を配慮しなかったっていう点では同じじゃない。
   合コンの男と、あんたと、そんな違いがある?
   糞のついた犬が糠のついた犬をたしなめる、って言って
   あんたはそんなことを言う資格はないの。ふたり五十歩百歩なの。
JH 完全に呆れた。五十歩と百歩は違うじゃないか。
   僕と本当に付き合ったら、手に水をつけることはないよ。
   本当にうまくいくって~


JY 手に水をつけないようにしてくれる自信が無いのでしょう。
JH そこ思い出せないですね。
JY それは本当の気持ちではないのでしょう。
JH 嘘をつきました。
   ことわざが二つ出ましたね。
   「변 묻은 개가 겨 묻은 개를 나무란다 」(糞のついた犬が糠のついた犬をたしなめる)と
   「오십보 백보」(五十歩百歩)
   この諺が心に響いたのは、私の祖父の家には本当にこんな犬がいました。
   だからそんな犬がたしなめる、と思ったらすぐに諺の意味をとらえることが出来ました。
   五十歩百歩は、私はこれは違うのではないかと思うのですが。二倍ですけど。
JY 一度出発すれば五十歩行った人と百歩行った人とはそう違いが無いという意味で使うようですが
   私も違うと思います。
JH 同じ速度で行ったら二倍行ったというのに。
JY 私たちが諺の意味を変えてしまわないといけませんね。
   日本では「目くそ鼻くそを笑う」と言うようです。

(日本の文化を紹介する時間)


JY 今日紹介する作品は諏訪敦彦監督の作品で、俳優としても活躍していた
   イポリット・ジラルドという監督と共同演出した作品です。
   「ユキとニナ」です。


made in twenty...

<HP掲示板サヨン>


ペルーから送って下さいました。英語で書かれていますが、私がこれを読解して

韓国語で読みたいと思います。

(ペルーでも毎日インターネットに接続してVMを聞いています。韓国語は分からないけど

いくつかの単語は分かります。家族は私を変だと思っているようです、hahaha

眠くて疲れて全部理解できなくても私はVMをよく聞いています。

番組を多くの人に紹介したこともあります。)


hahahaは万国共通ですね。

ペルーは韓国の反対の方にある国ですが、ラジオを聞いて下さって。

本当に不思議です。時々皆さんから手紙やプレゼントが来るのを見ると、

イスラエルとかトルコとか遠い国から送って下さるたびに、とても驚きながら

感謝しています。前には一度、ラテンアメリカの各国の方々が集まって手紙を

送って下さったことがありました。チリ、ペルー、コロンビアなどから集まられた方が。

とても感謝しています。一生懸命に頑張ります。