最近の鑑定依頼(5)
特に今年に入ってからの印影の鑑定依頼は難易度が高い。
二倍程度の拡大では容易に真偽判断はできないし、四倍程度に拡大してスパーインポーズで印影を重ね合わせても真偽判断に悩む。
偽造技術がここにきて巧妙になっている。
正確に測定して同じか否かを検定しないと真偽判断出来ない。
幸いにも一万分の1mmまで測定計算できる機器があるので、細かいバラつきまで測定できる。
従来は真と判断しかねなかった印影が確信をもって偽といえる時代となった。
つまり従来は疑わしきは罰せず、が疑わしきは更に測定せよの時代となったのである。