堺初芝ボーイズ

大切なことは感じること
















プール学院の松本先生の紹介で堺初芝ボーイズの野球教室に参加しました。

元ロッテ・摂津高宏さん、元東映、現日本ハム・金田留広さん、元広島監督・達川光男さんが野球教室に参加し、イッソーにとって最高の時間を過ごしました。





金田さんがイッソーをブルペンへ招待してくれました。

金田さんのコーチスタイルは厳しく、そしてとことん褒める。


イッソーの投球リズムをすぐに改善していただきました。




足の上げる角度は９０度、背中は微妙に丸くして、足を上げた時点で一回モーションを止める

それができたならば、とことんイッソーは褒められていました


イッソーのボールは日本人にはない球筋と評価をいただきました。



そして金田さんの粋なはからいで、卒団が決まっている中学三年生の有望株の選手と今年の春PL学園のレギュラーとして甲子園に出場したOB選手たち５人と対戦する機会を与えてくれました




一人目を三振にとり、こうなればイッソーのペースでした。

５人に対して１安打のみのナイスピッチングでした。




結果なんていらなかった。




ここにこうして日本で本当の野球を感じてほしかった。




自分はネパールで子供たちに野球を教えることをやりきったつもりです。

ただサッカーやクリケットのように本当の目標となる夢の舞台を用意してあげることができなかった。

カトマンズトーナメントでイッソーをネパールの野球を有名にすることを試みましたが

イッソーの上をいく選手がいなかった。

そんな中で、テンションをあげてよく頑張ってくれたと思います。







「野球をして何になるんだ？」




イッソーの言葉が胸につきささって以来、イッソーやポカラのメンバーには感じてほしかった。

最後の飲み会の席でイッソーが泣きながら謝ってきました。

「強兵は足が骨折した時でもどんなときで私たちのために頑張ってくれた。でも私は練習に遅刻したり、強兵のために何もしていない。ごめんなさい。」

そんなことはこっちが謝りたいぐらいでした。






何度もいいますが
甲子園のないプロ野球のないネパールで目標を与えてやるのがコーチの責任と感じています。

そんな中でイッソーはよく諦めずに頑張りました。





これからのイッソーの人生は全て自分次第です


ここで諦めるか、諦めないか

答えはイッソー次第です



イッソーの感じたことは必ず、ネパールの野球発展へつながるはずです。



達川さんが言っていました。

謙虚な姿勢が素晴らしい！感動した！


イッソーは野球、そして日本でたくさんの人と出会いまたひとつ大きくなりました。




「野球をして何になるんだ？」





その答えをつかんだはずです








大切なことは感じることです











頑張れイッソー


















松本先生、堺初芝ボーイズの方々ありがとうございました。