鳥の話 二つ

この間から芥川龍之介の末期の作品を読んでいますが、今日で一冊読み終わり『蜃気楼』というやはり私小説的な話ですが、鵠沼が舞台で、鵠って?と思ったのですが、身近な鳥でした(知識として)。白鳥だそうです。なんかもっと茶色っぽくて小さい鳥かな?と勝手に思っていましたが、鵠という漢字自体が「大きい白い」という意味があるそうで、時には白鳥以外の大型の白い鳥を指すこともあるそうな。コウノトリとか…

小さい頃からたまに聞こえた鳥の声、
「こっち来い、こっち来い」の鳴いてると祖母に教えてもらいました。「あそ。」

ふと気になり調べてみたら面白かった。
“コジュケイ”というそうです。
意外な事に小さいのですが、キジに似てます。
こんな田舎にしかいなそうなのが身近にいたのか…そして一度も見た事がない!

名前を分割します。
小綬鶏→小さい綬鶏
綬鶏は中国にいるキジに似た鳥でした。
↑綬が気になるところですが、勲章とか下げる為のヒモらしいです。

「こっち来い、こっち来い」って鳴くので俗に「警官鳥」と言うそうです。時代を感じますね、巡査が偉そうに市民を呼び止めるのが咎められなかった時代でしょうね。