12本のMBAの発表を聞き、
6本の先生方の研究発表を聞き、
自分の論文を発表し、
想定通りの質問を受けつつ、
予想外の論文の穴まで発見され、
体力的には過酷だったが、
精神的には充実した週末が終わった。

明日は資料整理と問題整理に明け暮れて、
水曜から本調子を取り戻したい。


緊急の電話で聞けずに評価できなかった1組を除いて、
11組の発表を聞いたが、オイラの評価は平均3点だった。

総括を述べておくと、
前回ほど、分析の方法論自体に驚きは無く、
ケースを3社以上やることが制約になっているので、
アンケートを伴った分析は、優勝チームのみ。
アクションリサーチを行っていた分析は、
方法論としては評価したが、
内容は当初の仮説からずれて、実務への貢献が無い気がした。

優勝チームはつじさんのところだった。
ブログ部から優勝者が出たのは喜ばしい( ̄∇ ̄+)


さて、明日は朝から新幹線で名古屋へ。
発表を聞いて、発表をするぞ(゚∀゚)
(10)中小企業の海外市場進出

中小企業が国内市場をほぼ無視する形で進出する場合には、
適切な理念や、パートナーを適切に選び、
現地法人の能力を生かす統治が必要。

テーマに即したケース分析が行われているので、
非常に分かりやすい発表だった。


(11)医療法人の価値

「価値」の定義付けがされておらず、論点が不明確で冗長だった。
医療法人の利益なのか、患者のQuality of Lifeなのか、
医療従事者の質なのか。

ポーターの「医療の価値」の定義の話を最初に出して、
この研究ではどの側面の「価値」について分析するかを明示が必要。
さらに、各ケースについて、事実とインタビューデータが
並列して書かれているので、どこまでが本研究の貢献か分からない。


(12)中間流通の設計

花王のように垂直統合して内製化するか、
卸売業に対して適度にインセンティブを設定するのがいいのか。
オイラの今の研究テーマとかなり一致するので、興味深く見れた。
それが、最終的に競争優位に繋がるかまでは、
オイラの研究では測定していないが、
これは次なる課題として面白そうだ。
(7)変わった制度

社内制度によって、働く意欲や組織文化が変わる。
報酬制度ではない変わった制度を採用することで、
報酬制度のようなアメとムチに反応する従業員ではなく、
ほんとうに働きたい従業員だけを選別できる。

報酬制度を働く意欲を引き出す制度の
メインに据えている一般企業への対応は難しい。


(8)逆境からの脱出とブランド

不況業界からの脱出というより、
他社からの差別化のためのブランド戦略。
脱出しなきゃいけないほど悪かったか、
悪かったのが改善されたところは全然見えず。


(9)ダイバーシティの推進


※師匠から、「明日の報告論文、間違ってるの送ってるよ」と
 緊急の電話が入り、調整に当たっていたので、
 報告はほとんど見れず(゜д゜;)オイラの送信ミスだった。
(4)可変性と経営環境の変化

いまある状態で改善する能力:適応性
いまある状態から変化して成功する能力:可変性
これらがあれば、経営環境の変化に対応できる。

可変性の定義がものすごく曖昧で、仮説がよく分からない。
また、コア技術・リーダーシップが必要であるとしているが、
そもそも、コア技術とリーダーシップが無ければ、
経営環境の危機を迎えることさえできないのではないか?


(5)CSR活動と業績

CSR活動は業績につながるのか?から、
CSRがメインの企業は成功しているのか?に変わっているので、
多少論点がずれてる気がする。
賛同するコミュニティの存在が成功に必要な要因となっているが、
先生のコメントでもあったように、
大企業が行うCSR活動との関連が薄い。


(6)儲かる農業

農業従事人口が減っているから増やすってネタではなく、
儲かる事業となっているところは、何を行っているのか。
顧客を絞って、垂直統合により価格を決定して、製品差別化を行う。
ここまでは経済学やマーケティングで当たり前の結論である。

製品差別化を行う方法について模倣困難性の程度によって
分けているところは面白かった。
先生のコメントにもあったが、
規模の影響が出てしまうのが少し気になるが…