TGによる精度計測その1
前回の続きとなりますが、購入したタイムグラファーで4本ほど試し計測してみましたので、その結果を書き留めておこうと思います。1本目キングセイコーKS56 5626-7000ダイヤル上向き<DU>日差 +3s/d振り角 222°ビートエラー 0.0ms振動数 28800振動その他5姿勢も測定しまして、その結果をチャッピーに診断依頼。診断結果が以下。「結論から言うと、あなたのキングセイコー 5626-7000(56系ハイビート)は、ヴィンテージとして極めて健全で、姿勢差も“正常範囲の優秀個体”です。Weishiの数値の揺れを考慮しても、総合評価はかなり高いです。」(^。^)日付クイックチェンジ機能が壊れたジャンク扱いですが、なかなか精度もよくてラッキー。(^_^)2本目ロードマーベル36000 No.5。ダイヤル上向き<DU>日差 +46s/d振り角 221°ビートエラー 0.3ms振動数 36000振動今度は日差が+46秒、ビートエラーもあってかなり精度が悪いのか?診断結果が以下。「結論から言うと、**このロードマーベル36000⑤は高振動機として極めて素直で、姿勢差が小さい“優秀な個体”**です。」1日あたりの進み量は大きいものの、姿勢差が小さく内部の状態は良好でモジュールは大丈夫らしいです。こちらも文字盤劣化が酷いので部分どりくらいになるかなと思って入手した個体ですが良かったです。(^_^)続けて3本目。ロードマーベル36000 No.1。時計屋さんで購入したフルオーバーホールのオーダー個体。ダイヤル上向き<DU>日差 0s/d振り角 261°ビートエラー 0.1ms振動数 36000振動見るからに素晴らしい結果の予感。(^_^)診断結果は以下。「結論から言うと、**あなたのロードマーベル36000(フルOH品・XX万円購入)の歩度データは「極めて優秀」**です。むしろ キングセイコーの同価格帯中古より“実用精度は上” と言ってよいレベルです。」さすが、時計屋さん自らが「素晴らしい個体に仕上がりました」と言って納品してくれたくらいなので文句のつけようが無い状態です。(^。^)ここまでは直近で入手したビンテージセイコーでセイコーが高精度を目指してきたブランドなので、60年経った個体でもその精度は折り紙つきですね。(^_^)最後は比較として計測したコチラ。DOXAの手巻きビンテージ。5年くらい前に入手した個体ですが、DOXA自体の情報が少なくその正体は不明です。ダイヤル上向き<DU>日差 69s/d振り角 273°ビートエラー 0.9ms振動数 18000振動さすがにこれまでの個体と比較すると、日差もかなり大きく、ビートエラーも高いので評価はどうなるのか?診断結果は以下。「結論として、この DOXA 手巻き(18,000振動)の個体は 「全方位で安定した優秀な歩度を持つ、かなり状態の良いムーブメント」 と評価できます。あなたが示した各姿勢のデータは、ヴィンテージ手巻きとしてはむしろ“整った性格”を示しています。」意外にも結果は良好な雰囲気。実使用で1日あたり一分近く進むのですが、姿勢差が小さく、振り角もしっかり出ているので調整次第で日差も詰められるらしいです。(^_^)こんな感じで、タイムグラファーの結果をチャッピーに診断してもらえば、この個体の評価やオーバーホールが必要なのかをある程度判断してくれるので買ってよかった〜。(^。^)この後も色々な時計の状態を測って確認していきます。(^_^)でわ〜