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福留健吾ブログ It's My Life

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久しぶりにブログを更新します。



まずは、先週金曜の1. FCケルンとのトレーニングマッチ。


僕たちのリーグは6月の頭で終わっていましたが、その2週間後のトレーニングマッチでした。
しかも相手はドイツの名門1. FCケルン。

シーズン当初からケルンと試合ができるという話があったので楽しみにしていましたが、それが11月、2月、3月、5月と延びに延びて、リーグが終わった後にようやく実現されました。

チームの経済的な状況、スポンサーの件、相手のスケジュールという壁があったので、開催されて本当に良かったです。一時は、この話すらなくなりかけていたので。

僕らのホームスタジアムに2100人もの方が観戦に訪れてくれて、しかも僕のサッカー人生で一番のビッグネーム相手ということで、最高の環境の中でプレーすることができました!

肝心の試合はというと、0-6の負け。僕は後半から45分間プレーして2点喰らいました。

対戦相手のケルンはずっとブンデスリーガの1部にいたこともあって、そのサッカーの質というのは普段の対戦相手とは違いました。選手の技術の質だったり、走る質だったり、サッカーに対する知識だったりと、そこはさすがでした。うちはシュートすらほとんど撃てなかったと思います。

「自分はもっともっと高いものを求めていかないといけないな」と、彼らと戦って率直に感じられました。それが何よりの収穫でした。

ただ、完全に圧倒されたということではなく、そういう格上相手にしっかり自分の持ち味を出して戦ったし、「自分もやれるな」ということも同時に感じられました。普段取り組んでいることは決して間違っていないと。

この試合でまたひとつ経験を積めたし、前進していく力になったと思います。
ただ、個人的に本気で勝ちに行ったので、結果は悔しいですね。



そして本日30日は今シーズン最後の日。
いろいろこの1年のことを振り返ってみようと思います。

まず、今シーズンはドイツの5部リーグのSportfreunde Troisdorfという、ケルンの下のにあるトロイスドルフという小さな街の一番大きなクラブに所属してプレーしました。
自分が思い描いていたドイツでのスタートにようやく身を置けたという感じです。

チームは非常に若い選手が多く、僕の年齢でも真ん中よりも上でした。
ケルンの下部組織で育った選手やユース時代にレベルの高いところでやってた選手、かつてチャンピオンズリーグに出場したことのある選手など、良い選手が揃っていました。

ここに移籍してきた当初は「結構レベル高いな」ということを思っていました。
特にシュートの質がみんな高かった。力のあるシュートを際どいコースにぶち込んでくるという感覚でした。
始めはそこに少し苦戦していましたね。

またGKコーチも元ドイツでプロのGKだったポーランド人の人で、普段のトレーニングも今までやったことのないようなことをやったり、相当いろんなことを叩き込まれたという感じです。
彼も始めは、日本人のGKである僕に対して少なからず、「こいつに何ができるんだ」という目があったと思います。それでも最後には「君は素晴らしいGKだ」と言ってくれてました。

そんな中で日々トレーニングして、今の自分は1年前の自分とは全然違うなと思います。単にGKとしての力が向上したと自信を持って言えます。特に“シュートを止める”というGKに一番大事な要素と向き合うことが多かったので、そこはまたひとつレベルアップできたと感じています。

ただ、今シーズンを振り返ると、思うようにいかなかったというか、苦戦することの方が多かったです。
何より試合にあまり出られなかった。
30試合中出場したのは10試合。ほとんど試合に起用されたのは昨シーズンから試合に出ていた若いGKでした。

リーグ開幕前は彼からポジションを奪うことが第一のミッションで、開幕から3試合はチームの信頼を得てスタメンのポジションを物にしました。

しかしそこで2敗1分という結果で、チームとして良いスタートが切れませんでした。そして4試合目に早くもレギュラー数人が入れ替えられました。

そこで僕も切られてしまった。監督には「君のパフォーマンスが悪いというわけではない」と言われましたが、非常に厳しい目で評価されるということを思い知りました。

その後数試合出場機会がありましたが、チームの信頼を完全に勝ち取ることはできませんでした。
時にはベンチにいることが辛すぎて、試合に行くことが億劫になることもあったくらいでした。



結果的にこのシーズンは“負けて”終わったと思っています。何一つ自分の求めていたことを実現できなかったという思いに尽きます。



だけど、苦しい中で自分自身が真剣にチャレンジしてきたということは胸を張って言えます。
それゆえ、精神的にはかなり成長できたし、GKとしてのメンタリティーも備わってきたと自負しています。

ドイツではGKに限らず、ピッチの上でその人間性というか、キャラクターというものを重視します。評価の対象にもなります。

絶対的信頼を必要とするGKには特にそれが大事で、自分の存在を大々的に発していくことが何よりピッチの上で大切です。

そのためには言葉を話せないといけないし、何より自分をオープンに出していかないといけません。

そこは毎回チャレンジしていました。

それはピッチ外の些細なところから。行き帰りの車の中でチームメイトと会話をすることから、自分からどんどん絡みに行くこととか、自分のキャラを包み隠さず出すこととか。

ピッチの上では、スイッチオンにして気合を入れてがつがつ前に出していく。ゲーム形式の練習では、誰よりも声を出すし、シビアなところをどんどん言っていく。文句言ってきたら言い返す。

そういうことが大事です。もちろんプレーが何より大事ですが。
そういう意識でいることで、自ずと自分自身と向き合う時間が多くなりました。それがまた自分にとってプラスになったと思います。



シーズンが終わって、この1年は今までのサッカー人生でも最も中身の濃い1年だったと思います。
間違いなく自分自身が成長できました。

そしてここで経験したすべての悔しさをこれからの力にしていきたい。試合に出られなかったということは、単に自分に何かが足りなかったということ。

それと向き合って、自分と向き合って、さらにレベルアップするために努力していきたいです。



ここからさらにステップアップしていきたい!
今いるところに留まっていてはいけない!
ケルンと対戦して、その思いがより強くなりました。

いつも自分をサポートしてくれている大切な人たちに感謝して、その人たちのためにもやらなきゃならない!

何よりも自分のために。

高いモチベーションと情熱を持って、またさらに一日一日進んでいきたいと思います。




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