=ちょっとお耳拝借*「コミュニケーションについて」

 

=みなさまもよくご存じ、著名な方のエッセイの一部をご紹介=

=「頑張りましょう!」という言葉より「よく頑張っているじゃない!」=

 

長野県在住で、克っては諏訪中央病院の院長さんで鎌田実さんという方のことです。テレビ、ラジオに良く出演されていますし、又多くのエッセイを書かれていらっしゃいます。随分前に読んだ[PHP誌]の中の一文です。「頑張らない勇気を」というテーマだと記憶しています。鎌田先生は次のようなことを書いておられました。

 

                   ≪鎌田先生近影・・・ face bookより≫

お医者さんですから日頃多くの患者さんと接しておららえるわけです。ある日あるとき、がんを患って苦しい闘病生活が続いている患者さんに向かって、診察が終わって患者さんに、いつものように「がんばりましょうね」と声をかけたそうです」。そうしたらその患者さんが突然大粒の涙を浮かべて泣き出したそうです。先生はどう対応していいかわからずに黙って突っ立ていたら、その患者さんは「先生、これ以上どう頑張ればいいのでしょう」。といわれたそうです

がんを患って苦しい闘病生活が続いている患者さんには「病気が治らないのは、あなたの努力が足りないせいだ」と聞こえたのではないか?。」良くなる患者さんには「がんばれ」は励ましの言葉になるが、治りにくい患者さんには勇気づける言葉にはならない、むしろ「もうこれ以上頑張れない」という人だっていることに気がついた、といわれています。逆効果の言葉になる、と云うことに気がつき、以後はけっして「がんばれ」ではなく「よく頑張っていますね!」と言い方を変えられたそうです。

                

≪SMS・・・どんな方法でも結構です。お問い合わせくださいませ≫

私達、婚活アドバイザーも婚活中の会員さんに、よく簡単に「頑張りましょう」といいます。中にはこの言葉を空虚な言葉として受け止められている方もいらっしゃるのではないかと思っていて、反省の気持ちがいっぱいです。もしそうであるとすれば、解決策はコミュニケーションあるのみ!だと考えています。そのためには、会員さんの想いをいち早く感じ取って、会員さんの言葉を待たずにこちらから発言をすことだとも、考えますが、このことはある意味、至難なことです。会員さんからの遠慮のないダイレクトなお問い合わせをお願いしたい気持ちでいっぱいです。

                

 

「聞き憎いな~」なんて考えずに、母替わり、姉替わり、と考えて目いっぱいの問い合わせを頂きたいものです。問い合わせが多い人ほどに「成婚度が早いことは立証済みです」。活発な問い合わせをお待ちしています。     では又