さて、シルクの募集開始が近づいてきました。

既に全容が明らかになって検討段階ですね。

今年も全頭評価をやりますが、その前に今年はかなり値段が高騰しているようなので集計してみました。

1000万台 0頭(2頭)

2000万台 17頭(25頭)

3000万台 23頭(19頭)

4000万台 12頭(11頭)

5000万台 7頭(11頭)

6-9000万台 20頭(6頭)

1億以上 4頭(3頭)

1億以上が1頭増えたのはまだしも、6-9000万台が15頭も増えて21頭という大勢力となっています。5000万も含めると募集馬の３割以上は一口10万円以上となります。

低額帯でも1000万台が消滅するなど、過去3年実績がわずか198.000円という極貧会員である私にとっては相当に厳しい戦いになりそうです。

しかし高い馬が額面通り走るとは限らないのが競馬。過去の実績もそんな感じになっています。

一口馬主では6000万以上が一括りにされていますが、1000万刻みで集計してみると、

かなり差があるのが分かります。

6000万から9000万台を1000万区切りに細分化して、1億以上をひとまとめにした表です。

上は募集額回収率の表で、下は最終的に到達したクラスを表します。

対象は直近５年、3才～7才世代の集計になります。現役馬もいますので、今後若干の変動は有り得ますが、そう大きなものにならないと思います。

募集回収率は、全価格帯を見ても当然の事ながら低い方が良くなります。

高額帯でも同様の結果で、１億以上からは１頭も募集額以上稼いだ馬は存在しませんが、

１億以下の金額帯からは数頭出現しています。

該当馬は表の下に記載した通りで

7000万台からは、高額帯の中で２頭しかいない重賞馬サリオス、リアアメリアに加えて重賞は勝てなかったもののローズステークスとダイヤモンドステークスで２着になったサリエラがいます。サリオス、サリエラは兄妹の関係なので、母サロミナの凄さが分かりますね。

年々増えている１億以上馬はこの５世代ではオープン馬すら出現しておらず、７頭中５頭は30%未満でやっと2つ勝っている程度しか走れていません。

高くなる要因は母の競走実績が高いこと、兄姉からG1馬が出ている、種牡馬の種付け料が高いなどの要因がありますが、特に兄姉の実績で上がっている馬については懐疑的に見た方がいいように思えます。

普通に考えて１億以上稼ぐには重賞2つぐらいは欲しいところですし、オープンクラスで複数の重賞で入着することなどが必要になるので、これを超える確率は価格が高いとしても、そうそう簡単ではないと思います。

もちろんアーモンドアイなどの過去の愛馬の産駒には、現実の配当面への期待より、夢への投資という面が高いこともあって出資されている方が多いものと推察しますので、否定するものではないですが、現実的に募集額超過するかどうかとなると、かなり厳しいと言わざるを得ません。

今年は上述の通り6-9000万台の馬が去年の３倍以上になりました。

特に6000万が去年の7頭から大幅に12頭に増えていますので、ここら辺に大物が潜んでいるのかもしれません。

直近5世代のG1馬は４頭

サリオス

7000万

イクイノックス

4000万

ピクシーナイト

3200万

ラウダシオン

2500万

募集額はほぼ全ての金額帯にいますね。

少し遡るとアーモンドアイも3000万募集でしたから私のような貧困会員でもノーチャンスではなさそうです。

アーモンドアイ

3000万

貧困会員としては10万以上はほぼ無条件で敬遠して、2000-4000万台から宝馬を探していきたいと思ってます。

どの道、実績を除いた200口で勝負しなきゃならないし、一般で取れた馬は買ったことがないので、抽優をどう使うかよくよく考えて臨むつもりです。

※シルクホースクラブの許可を得て転載しています。

【シルク】募集を前にした価格分析