もっと一緒にいたいから…。
昔は私がよく言っていた言葉。
彼も今そんな気持ちになっているのかと思うと
嬉しくて涙が出そうだった。
それと同時に、
答えてあげられない方の気持ちを
初めて理解した。
8年前、私は求めるばかりで
彼のこの複雑な気持ちを理解など出来なかった。
もっと一緒にいたいから…と言われて、
答えてあげたくないわけない。
本当なら、私だってずっと一緒にいたい。
でも…私には娘が待ってる。
この子を犠牲にする事は出来ない。
あの頃の彼はきっと毎日こんな葛藤を
抱えて生きていたんだろう。
私が好きと言えば言う程、
私の望む形で答えられなくて、
彼はいつも悩んでいたのだろう…。
そんな彼の気持ちに気付く事が出来たなら、
未来は変えられたのかな…?
彼とのバイバイは辛かったけど、
私は保育園へと向かった。
彼はいつも最寄り駅に着くと教えてくれる。
この日もいつも通り、私は彼に電話をした。
いつも通り、他愛もない話をし、
数日後にまた会う約束をした。
再会してからは、彼の平日休みは
毎回私との約束で埋まっていた。
彼は電話中に冗談で
次会った時、俺の事誘ってみなよ!
と言ってきた。
えっ!?何それ!私から誘うの?
断られたら恥ずかしいじゃん!
とこちらもまともには返せなかった。
楽しいじゃん!ビッくらポンみたいでしょ?
と笑いながら言う彼が愛おしい。
いやいや、
ビッくらポンってほぼハズレだから!笑
とこの時は、笑いで返すしか出来なかった。
そんなやり取りから数日後。
私達は8年振りに深い関係になった。