昨日6月30日(土)は、
ライブがあるので、柏Nefertitiに行ってまいりました。
アルコールと共に楽しみたいので電車で移動。
柏で昼飯を済ませ、柏駅から東武アーバンパークラインに乗り、此処で下車。
歩くこと20分(運動不足に良いです)陸の孤島・柏の軽井沢?Nefertitiに到着。
梅雨明けの真夏日の徒歩20分はメチャ暑い!地獄です。
今回は、
ZEPではなくZEK。
ZEPことLed Zeppelinとは関係ないようですが、
実は、Led Zeppelinの楽曲のみをピアノ・トリオで演奏するユニットなんです。
メンバーのプロフィールです。
清水 くるみ(P)
米木 康志(b)
本田 珠也(ds)
本田珠也(ds)は、プロフィールをご覧になればお分かりのように凄いジャズ家系の方なんです。
ドラムを始めたきっかけが、ZEPのジョン・ボーナムというのも興味深い。
20年近く前に、今は亡き実父である本田竹広(P)トリオでライブ体験しております。
また奥様の守谷美由貴(as)もジャズ・ミュージシャンであり、2回ライブ体験しております。
清水くるみ(P)、米木康志(b)は、今回がライブ初体験となります。
リハーサル風景(演奏中撮影不可を想定して撮影)
ZEPの楽曲を、ZEKがどう解釈して演奏するのかが楽しみです。
いつもの席を予約しておきました。
ボトル空になったので追加で大出費...(自爆)
演奏は、1st、2nd、4曲ずつ、アンコール2曲の計10曲。
もうこれはZEPではない!
フォー・ビートのピアノ・トリオでもない!
こういうのは、ややもすると、
コアなZEPファン、コアなJAZZファンからは「何コレ・・?」
と仰る向きもあるかもしれません。
しかし、
当たり前なことですが冒頭にZEPの楽曲のテーマ旋律が出るだけで、
完全に ♪ZEK3サウンド♪ です!
清水くるみ(p)は、唯一のメロディ楽器としてのピアノでZEPの各曲のテーマを奏でた後、即興に入ればZEPの曲だとは全く分からないジャズの世界。時としてセシル・テイラーのようなアヴァンギャルドなプレイが飛び出す。
米木康志(b)は、テーマから即興に入った瞬間にロックでもなくフォービートでもない独特のビートでリズムを刻み、ソロではelbだからこそ活きるフレーズで迫る。
本田珠也(ds)は、もう言葉がありません。
ジョン・ボーナムがZEPサウンドのリズムの要であると同じく、正にZEKのリズムの要が本田珠也であることを思い知らされました。
ドラムに、これだけの表現力があるのか?!
と思うくらい硬軟を交えたドラミングは想像を絶するものでした。
♪The Rain Song♪におけるブラシ・ワークは絶品です。
♪Immigrant Song♪におけるドラミング。
そしてアンコールでは、
♪Stairway To Heaven♪途中から入ってくるドラミングを聴いた瞬間は、思わず涙腺が崩壊寸前になりました。
これで終わりかと思ったら、
聞き覚えのあるドラムが・・・
♪Rock And Roll♪
もう本田珠也が乗りに乗ったプレイを披露してくれました。
いや、
ZEK全員の演奏が真夏の夕方をさらに熱くしてくれました。
当日のセットリスト(清水くるみさん直筆)
暑い!熱い!ZEK三昧の1日でした。
♪Immigrant Song♪ 2015.11.4岩手県宮古市「カントリーズCafe」