こんにちは。
早いもので、5月も残りわずかですね。
気温の高い日も増え、着実に夏に向かっている感じですね。
今回は「こり」についてです。
そもそも、「こり」ってなんだろう?
今一度、みていきましょう。
「こり」、こるとは重い、痛い、はる、こわばるなどの自覚症状です。
こりの原因は筋肉の硬さが最もです。
筋肉は疲れると硬くなります。
長時間の同一姿勢や特定の筋肉を使い続けるなど、疲れ方は様々です。
こり硬まった筋肉は血流が悪くなります。
血流が悪くなることで、栄養素や酸素が欠乏し、老廃物や代謝物が蓄積されます。
これらが辛さの原因となります。
筋肉は筋繊維の中にあるアクチンとミオシンという細長い分子がスライドし収縮することにより、動きが生じます。
凝って硬さが出ると、このような収縮の動きができなくなります。
収縮ができなくなることで、血流が低下します。
また、硬くなった筋肉が血管を圧迫し血流をより低下させたり、末梢神経を傷つけたりし、辛さを感じます。
筋肉を硬くする「こり」の大きな原因は、姿勢や運動不足やストレスです。
これらの原因が悪循環を引き起こし、慢性的な辛さになります。
筋肉の疲労➡こる➡血流低下➡代謝低下➡さらにこる
このような悪循環が生じます。
どこかでたちきらないとループが繰り返されます。
筋肉を疲労させないように姿勢を良くする、使い方を変える。
血流低下を起こさないように、温める、揉みほぐすなど。
原因を追求し、改善することが慢性化を防ぐことにつながります。
また、慢性的なこりが高血圧を引き起こすともいわれています。
硬くなった筋肉にさえぎられ、末端まで届きにくくなった血流を無理やり送り出すため、血圧が高くなるという研究結果もあります。
我々のできることは、原因を追求し根本的に改善していくことです。
一緒に頑張っていきましょう。