「3月議会 一般質問 ②」
3/4(火) 3月議会での一般質問で次の3項目を行いました。
1 地域活性化・住民参画について
2 財政健全化の目標・広報について
3 新道の駅 事業用地の町評価額根拠の広報等について
2つ目の【 財政健全化の目標・広報について】の概要をお知らせします。
①点目質問⇒「財政状況が苦しい原因は?」
町長として3年半が経過し、数回の予算・決算の編成をされた結果を踏まえ、 財政健全化には至っていない原因・要因は何か?
答弁⇒人件費、社会保障費を含む扶助費の増加、物価の高騰が大きい要因。
経常経費で見ると目的別では教育費が、性質別では、人件費・物件費がかなり多くのウェイトを占めており、他の科目は平均かそれ以下の状況となっている。
②点目質問⇒ 「財政健全化の目標数値は?」
財政健全化と言われているが、具体的にどの項目 数値をどれぐらいの目標に、どういう財政バランスを考えているのか?
兵庫県の別紙 財政状況一覧表を参考に、基金残高・地方債残高等について質問を行う。
答弁⇒指標の1つとして、財政調整基金残高で標準 財政規模の20%以上を安定的に保有する。
目標年次は、令和11年度を目標とする。
③点目質問⇒「どの分野を歳出削減するのか?」
令和11年度までに達成するには、どのような分野から歳出削減に取り掛かるのか?
答弁⇒地方財政状況調査で歳出で特に多いのは、目的別では教育費。性質別では人件費及び物件費となって
いる。
中長期的には公共施設の規模や数量の縮小など、施設の維持管理や施設に紐づく人件費の削減 。
短期的には物件費を中心に、道路・公園などを含む 公共施設の管理委託業務の内容を見直すことなどを行う。
4点目質問⇒「分かりやすい 広報は?」
令和6年の代表質問の答弁で、「財政状況や行財政の進捗、実施する取り組みなど分かりやすくお知らせすると答弁をいただきました」が 、この1年間何をされましたか?
答弁⇒令和7年度は、第7次行政改革大綱における中間見直しを行う位置づけで、令和5年度及び6年度の2年間の評価・ 検証を行い、分かりやすい形でお知らせする。
(福井の思い)
住民からの声は、身の丈にあった財政、財政調整基金に頼らない財政運営というフレーズを聞くが、結局どういう状況か分かりにくいということでした。
公約で積極的な情報公開と言われているので、赤信号が灯った写真を載せ、安易な住民不安を煽るのではなく、丁寧で分かりやすい 情報発信を期待します。