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「お施餓鬼」

清水の成仏寺で行われた施餓鬼会に参列しました。
成仏寺より発行されています「けんぶつ8月号」によりますと、お施餓鬼(おせがき)は、その字の表す通り「餓鬼に施す」の法要という意味を持っているとのことです。
餓鬼とは、物惜しみや嫉妬などの行いの報いとして、飲むこと食べる事が自由にならない、飢えに苦しむ世界に堕ちてしまった衆生(人々)のことです。
絶えず苦しみにあえぐ餓鬼たちに食べ物、飲み物を施し、それらの苦しみから離れ、浄土に往生することを祈って、お念仏の功徳をたむける、それがお施餓鬼の趣旨なのです。
そしてこの善行による功徳を、ご先祖様や今は亡き大切なあの方へと振り向けることも、大きな眼目と言えるでしょう。
私たちの心の中に、ともに与え合い 、支え合う布施の精神を確かめる機会としたいものです。