





「自閉スペクトラム症の理解と支援」
猪名川の教育 オープンセミナーが昨日行われ、多くの皆さまと一緒に受講してきました。
テーマは「自閉スペクトラム症の理解と支援」で、講師は兵庫教育大学大学院 教授 井澤信三 先生。
(概要)
*自閉スペクトラム症の主な3つ症状
①社会性の障害
②コミュニケーションの障害
③想像力・こだわりの障害
1 自閉症の特性理解と支援の基本
(1)発達障害のある子への関わり方の基本
①明確な伝え方→なぜ、誰が、何を、どこで、いつまでに、するのか
②見える化→紙に書く、写真、イラスト、動画等
③予定変更の早めの伝達
④ことばかけ→ポシティブ・穏やかなことばかけ
⑤場合分け→場面・相手毎にルール化すること
⑥すぐに褒める→できたことはその場ですぐにほめる
⑦適度な距離感
⑧周囲への働きかけ
(2)自閉症のある子への支援方針
①わかりやすく伝える
(A) 目で見えるように→「視覚支援」
(B) 目標やルールの基準をはっきり示す
→「数字で示す:降水確率60%以上であれば傘を持っていく
(C) 1対1 対応的 → 「ある意味 パタン的に」
(D)可能な限り一貫した 対応をする。
「基準を守る」
(E)やる気を高めるように
★褒めるサイクルに★
②障害特性の理解に基づいた教育・支援
「本人に知識・技能を教える」
③本人の意向を尊重した上での社会に要請される適応へ
→本人とのコミュニケーションと接点・妥協点の模索
2「できる」ための環境づくり
3 自閉症のある子への学習支援
4 自閉症のある子への社会性支援
5 行動上の問題の理解と対応
以上の項目について、具体的な支援方法について教えていただきました。
(参考)令和3年6月議会での発達障害に関連した一般質問です。