
「代表質問」の報告
(3項目)
2月28日 3月議会定例会で、町長施政方針に対しまして、会派「清流会」を代表し、大きく4項目を質問しました。
その概要を5回に分けて、お知らせします。
今回は3項目目です。
3項目目:福祉・医療等について。
1点目 質問⇒老朽化した総合福祉センターの将来を見据えた「あり方基本方針等策定委託料」として多額の予算が計上されていますが、財政状況が厳しい中では、抜本的な改革が必要と思われますが?
答弁⇒今後の福祉施設として求められる機能と持続可能な運営に向けて「(仮称)総合福祉センターあり方基本方針」の策定を予定しており、抜本的に施設の役割を見直してまいります。
方向性としては、新たな福祉ニーズ等への対応や 効果的・効率的な施設運営に取り組むため 、現在 提供している福祉サービスにとらわれることなく、民間事業者の参画も含め本町に不足している福祉サービスの拠点として考えております。
2点目 質問⇒本年度の「北部地域医療のあり方検討委員会」において、 「持続可能な医療提供体制の確保に向けて、新たな取り組みによる医療提供方法」に基づき 、オンライン診療等の導入と記載されています。
オンライン診療を導入される場合は高齢者にとって利用しやすいシステムなのか、またオンライン診療と違う方法であっても、北部地域は医療機関から遠く離れていますので、北部地域に医療資源を何らかの形で維持していく方策が必要と考えますが?
答弁⇒北部地域における持続可能な医療提供体制の確保に向け、新たな取り組みとしてオンライン 診療の実証実験を含め幅広く検討しております。 しかしながら、オンライン 診療を始め、新たな医療体制の導入や維持に向けては、川西市医師会などの関係機関との協議のほか、国・県の制度による部分も大きく関係してくるため、引き続きの協議が必要となります
本町としては 、地域医療の確保に最大限努めてまいります。
3点目質問⇒高齢者にとって現行のゴミ容器の設置が大きい 負担であり、多くの改善点が必要でありましたが、今回、個別収集ではなく、松尾台地区の実証実験で好評であった「新ゴミ出しルール」で実施されることになりましたが、どのようなルールなのか。
また、今後のニュータウンへの導入計画は?
答弁⇒「新ゴミ出しルール」は、軽量コンパクトな用具を折りたたんだ状態でステーションに常設すること、ビン・缶を現行のコンテナ出しと袋出しのいずれかを選択できるというものであり、これにより毎回の運搬にかかる、ゴミ当番の負担を軽減しようとするものです。
新年度以降、高齢化率の高いニュータウンから順次取り組み、2年間で実施するよう進めてまいりますが、先行自治会の進捗状況によっては、前倒しも視野に入れ、スピード感を大切にしつつ、「運用上の注意点」も丁寧に説明しながら進めてまいります。