
「代表質問」の報告
(2項目)
2月28日 3月議会定例会で、町長施政方針に対しまして、会派「清流会」を代表し、大きく4項目を質問しました。
その概要を5回に分けて、お知らせします。
今回は2項目目です。
2項目目:教育に関して。
1点目 質問⇒新しくリーディングスキルテストを行うとされていますが、テスト内容と効果は?
答弁⇒テストでは1つ目は、主語・述語・目的語など文の基本構造を把握する力。2つ目は「これ」とか「それら」指示代名詞が指すものを把握する力など6つの力を測定します。
結果については、専門家による分析と課題に応じた指導方法が提案され、子どもたちの学びに反映され、読解力、コミュニケーション能力の向上につながるものと考えています。
2点目 質問⇒4月に「県立川西カリヨンの丘特別支援学校」が日生ニュータウン内に開校されますが、地域の学校との副籍扱いになると聞いていますが交流・方針は?
答弁⇒居住地の小・中学校の学級に副籍を置き、居住地域とのつながりの維持・継続を図る仕組みを導入しています。
居住地校交流は、相互のふれあいを通じて豊かな人間性、心のバリアフリーを育む側面と、教科等のねらいの達成を目的とする側面があります。
交流を実施した学校からは、身近に暮らす多様な人々と共に生きるために必要な力や、お互いを尊重しあう大切さを学ぶ機会になっていると聞いております。
3点目質問⇒本年度から始まった3歳時保育、また一時預かり保育等の利用状況は?
答弁⇒3歳児から5歳児までの園児が在園することで、より異年齢同士のかかわりの幅が広がり、相手を尊重する心や協調性など、幼稚園教育で大切にしている人格形成の基礎が育まれていると実感しています。
4点目質問⇒保護者の多様なニーズに対応していくには、幼稚園と保育園の機能を併せ持つ「認定こども」としていくことで、より園児数の増加が期待できると思いますが将来的な考え方は?
答弁⇒「(仮称)猪名川町こども計画」の策定を予定しており、その際にアンケート等により、住民ニーズを調査・分析して、将来的な公立保育園及び幼稚園のあり方、認定こども園化等に対するニーズ把握に努め、計画の方向性を示したいと考えています。
5点目質問⇒「地域とともにある学校」を目指して全校に学校運営協議会が設置されコミュニティスクールとなりましたが、今後の運営・方向性は?
答弁⇒今後も、子どもの豊かな育ちと学びのために、地域と学校が「こんな子どもを育てたい」という目標を共有し、一体となって「地域とともにある学校づくり」に取り組むとともに、地域の課題解決に取り組むため「学校を、核とした地域づくり」を推進てまいります。
6点目質問⇒大島・楊津小学校を対象にB&G海洋センターのプールを利用した水泳授業が開始されますが評価方法は?
また、実施結果を踏まえて拡大されるのか?
答弁⇒担任が児童の様子をB&G海洋センターのインストラクターと、その場で共有しながら評価します。
今後複数年を試行期間とし、屋内温水プールでの実施校の拡大や実施時期の調整の他、学校プールの共同利用など、様々な検討を行ってまいります。
7点目質問⇒昨年4月から「こども基本法」が施行されましたが、本町にとって法の趣旨が反映された施策を、今後どのように展開されますか?
答弁⇒子どもたちがこれからの社会で生きていくためには、自ら課題を立て、自ら考えて、みんなと協働しながら解決を図ってていく力が必要であり、今後も「こども基本法」の趣旨にのっとり、学校現場に子どもの権利を、しっかり根付かせてまいりたいと考えています。