image

image

議会一般質問「川西の道の駅相当の影響は」

12月18日(月) 猪名川町議会の一般質問があり、私は3つの項目を質問しました。
3つ目の項目について、概要をお知らせします。
3【川西の道の駅相当の影響について】
1点目
質問⇒川西市畦野に道の駅相当の商業施設が民間事業者主導で計画され、10月末に住民説明会が実施、開設時期は令和8年4月と聞きましたが、どれ程把握されていますか?
答弁⇒詳細は把握していません。
2点目
質問⇒道の駅の累計公費支出は?
答弁⇒用地購入費約5億5,230万円。その他アドバイザリー業務等費用約6,845万円、検証委員会費用509万円。用地取得の住民訴訟の弁護士費用473万円。全て合わせると約6億3,057万円です。
3点目
質問⇒万善の道の駅のエリア別来客数は?
答弁⇒令和5年3月の353人の聞き取り調査結果。町内19人 5.4%
川西市38人 10.8%
宝塚市31人 8.8%
尼崎市39人 11.0%
阪神間他も合わせて南部地域から193人 54.7%
奈良県・京都府等遠方から28人7.9%
三田市9人2.5%
4点目
質問⇒川西の道の駅相当の完成に伴う影響は?
答弁⇒仮に施設が開設されますと、運営内容によりますが、集客や農産物の出荷にプラスあるいはマイナスの影響を与える可能性があります。
5点目
質問⇒道の駅 1億円トイレ改修は、来客者数の減少が予測されることから規模縮小は?
答弁⇒自動ドア、授乳室、パウダーコーナー、シャワー付き足洗い場等の設置で、契約予定額は9,799万6,800円です。
6点目
質問⇒本町の「道の駅機能拡大プロジェクト」は、川西市でも同じような施設が民間事業者で建設が進められているということは、川西インターチェンジを活かした地域活性化策として間違っ
ていなかったと言えます。
今回、川西市に先を越されたことについては?
答弁⇒事業者の入札辞退があったこと。現町長が選挙公約としてプロジェクトの「凍結」を掲げ当選したこと。土地の造成に7億5,000万円が必要なこと。農地法、都市計画法等の規制があること。
住民訴訟が提起されていること等があります。
川西市の「道の駅相当」の詳細が把握できていないので答弁を差し控えます。
現在、本町の特産である、そば、ブドウ、栗、黒豆、新米等の農産物を買い物目的に来られる方が5割程度おられます。
今後も飲食や野菜など、買い物客のニーズにあったものを提供し「目的として来ていただける魅力ある場所」を目指して運営してまいります。

【私の思い】
川西に「道の駅相当」ができるという外部要因を踏まえると「道の駅機能拡大プロジェクト」は、消費者の購買動向・市場原理から一層困難な局面を迎えたと言えます。
プロロジスの誘致には、山であった所に企業自らの費用で土地を造成し建物を建てて事業をスタートするという非常に困難な条件にも関わらず、職員の素晴らしい考え方と並外れた努力の賜物により成功しています。
南田原の土地の有効活用についても、プロロジスと同様に、町長を始め職員皆さんの叡智を振り絞っていただき、事業成功に向かって邁進していただくことを切に願っています。

#川西市道の駅
#商業施設
#累計公費支出
#道の駅機能拡大プロジェクト
#道の駅トイレ
#猪名川町
#議員
#福井和夫