第2回目となる昨日も、定員25名に対し、多数の若手経営者の方に参加して頂きました。
今回は上山商市工会青年部の方よりお話を頂き、上山市をはじめ、山辺町、中山町共々講義させて頂きます。
私は十何年前に、前職で上山支店に配属された事があり、金融マンとして、商店街を廻らさせて頂いておりました。
その当時は、リレーションシップバンキングが始まった頃で、金融機関も企業支援に乗り出した時期でした。
何とかチカラになりたいと思って、商店街の店主や企業の社長さんに対し、支援を促しました。
しかし、街はシャッターを店や空き店舗が増えていきました。
「何とかしたいと思ってはいても、店の中の棚すら移動するのに決心がいり、変える事ができないでいる」と言い、動けないで入る方。また変化を恐れる方などが多くいて、このままでは衰退を待つだけの状態を身をもって感じてきました。
実際は金融機関に対し、悪い部分を見られると、融資してくれなくなりそうだから、あまり見せたくない。また詳細を話ししたくないという方がほとんどでした。
何とかしたいと思った矢先、会計事務所ならお客様が裸になる訳だし、本当の支援に繋がると思い、28歳の時に転職したのを覚えています。
その頃廻らせて頂いたお店や、企業の息子さんが、今回の『やまがた経営革新塾 2016』に数多く参加して下さっています。
息子の時代になり、本当の意味での変化、革新が求められているのです…。
そう言った意味で、今回の『やまがた経営革新塾 2016』は非常に感慨深いものがあります。
精一杯努めさせて頂きます!
珈琲飲もっと…。