光 | ADVENTURE LIFE

ADVENTURE LIFE

元銀行員の男。現在は経営コンサルタントでありながら、ある時はラジオのパーソナリティー、そしてある時は学校教師、またある時はハードコアロックのバンドマン、DJの顔を持つ。
刺激大好き人間「淳」がお送りする、毎日がインディアナジョーンズの様な冒険ブログ!!

この度の「東日本大震災」で被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
そして、一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。

地震の時、私はお客様の所におりました。
立っている事ができず、揺れの大きさと、時間の長さに、すぐにただ事ではないと思いました。
会社に戻るにも、信号機が作動していなく、大渋滞。そして街中は大混乱状態でした。

やっと会社に戻り、社員が家に帰ったのを確認すると、私もまず家に帰りました。
私の住まいはマンションで、12階にあります。
電気が止まっているために、エレベーターは停止中。階段で上るにも、電気が点いていないため、真っ暗な状況でした。
普段、キャンプなどをしていることから、私の車には懐中電灯があった為、車に戻り、懐中電灯を手にしました。
入り口で居合わせた明かりを持っていない他のマンション住民6人と共に、階段を上りました。
家の中は、CDタワーが倒れており、数百枚のCD達が、部屋中に散乱しておりました。

真っ暗な部屋の中、そして余震が繰り返されている中、まずはスーツから着替え、マンションを脱出。
実家へ向かいました。

街はすでにパニック状態で、真っ暗な中、店を開けているコンビニに、食料を求めて皆が殺到しておりました。

その日、余震が何度となく続き、今後どうなるのかわからず、不安を抱えながらの夜でした。
実家は次の日電気が復旧しました。
山形は東北の中でも、一番被害の少ない地域だったのではないでしょうか?
たった一日電気が止まっただけでパニックになるような状態なのに、被災された方の心境はどれほどつらいものなのだろうか・・・。本当に胸が痛くて仕方がありません。

報道でどんどん明らかになっていく、被害の大きさ・・・。
本当に最悪に結果になってしまいました。

時間が経つにつれ、本当に必要なものが何であるのか、明確になってきています。
しかし、それに拍車をかけての原発問題・・・。

この最大最悪の危機的状況を乗り越えるために必要なのは、NIPPON人としての思いやりの心であると思います。
自分も被災して大変な状況なのに、他の人を気遣う人。自分ばかりがではなく、助け合い共存していく人。
全てを無くし、あるのは命だけの人が、わずかな光を求めて、懸命に生きていく姿は、本当に胸を熱くします。
そしてそれは、NIPPON人の素晴らしい部分であると思います。

NIPPON人として、この日本全体の最悪な状況を乗り越えるために、ひとりひとりが、思いやりの心を持ってどう行動するか?
それが問われています。

小さなことでも、皆ができること。

思いやりの心を持つNIPPON人としての行動。


長い真っ暗な夜には、必ず朝が来る。
いつになるかわからなくても、必ず光は射してきます。
ADVENTURE LIFE


その時を、その希望を捨てずに頑張っていきましょう。