この暗い水の中
独りで凍えそうなんだ
ほら、目を閉じてみたって
景色は変わらないんだ
いつか救われるなんて信じても
今の僕にはちょっと遠すぎて
深い海の底で漂うだけで
道を照らす光もずっとここにはないんだ
だから僕たちは目を閉じたまんま
その方が寂しさもちょっとごまかせる気がするんだ
あの綺麗な瞳が
ただ羨ましかったんだ
あたたかい光の中 青い歌
この場所からでも届いてくれるかな
暗い海の底で泣くように歌って
ここで生きていること ちゃんと知って欲しかった
だから いつまでも唄ってやるんだ
他の誰のためでもない 自分のための歌
透明で消えてしまいそうな命でも
どうにかして明日をちゃんと繋げるように
深い海の底でその目を開け
閉じても開いていても今は同じ景色だろ
だけど いつの日か光の雨が
降りそそぐその時にちゃんと気付けるように
今が苦しくて消えたくなっても
好きな歌を唄いながらさ 明日へ泳いで行くんだ
君と泳いで行くんだ