私の仕事は金融業であるが、女性は結婚をすると辞めてしまうことが多く、その割に正社員の新規採用が少ないので、ここ何年かは慢性的な人手不足を感じている。不足している正社員の穴を埋めるように女性パート職員が派遣されているが、実際の仕事量は正社員と同じレベルを要求されていることが多く、パート職員からの不満の声を耳にすることがある。人手不足の中でも更なるサービス向上は当たり前のことであり、顧客へは待ち時間の短縮などの『サービス向上宣言』が掲げられている。サービス向上と人手を減らすというのは相反することではないか、と疑問を持っている社員は多くいると感じる。一人一人の仕事量の負担も大きくなり、残業をすることはもはや避けられない状況にある。経営層には、人手をギリギリまで減らそうということよりも、社員が今より少しでも心にゆとりを持って仕事ができることの重要性に気づいてほしいと思う。
