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ちゃんと出来てて良かった
😮‍💨




手術は予定から15分遅れで開始

13時15分から
19時15分までだったと家族待機してくれていた兄貴に聞いた

6時間もの間、わたしは手術台で眠っていたのか



乳がんの手術は、まずリンパ転移を検査するセンチネルを取って、検査している間に乳房を全摘する

転移がなかったわたしは、次にリンパ全部を取ることもなく乳がん手術は終わった

感染予防のため一旦全て綺麗にしてから胆嚢全摘腹腔鏡手術開始

で、計6時間か




術後には、仕事を終えた姉も来てくれていた

「腹腔鏡手術で中を見て無理なら急遽開腹手術に切り替える」
と言われていたわたしの胆嚢

手術室から出で来てすぐ、廊下でのわずかな家族対面で、腹腔鏡手術で終えられたことを姉が教えてくれた

開腹手術になっていたらもっと長い時間になっていたのだろう

その朦朧とした意識の中で
『あぁお腹は切ってないんや』
と思いはしたものの、もうそれどころではなく超ド級の悪寒
初抗がん剤の時の悪寒が最高レベルだと思っていたが甘かった



術後の患者は、ナースステーション横のリカバリ室で一晩過ごす

まず電気毛布とホットジェルに包まれ悪寒対処

点滴
心電図
酸素量計
血圧計
酸素マスク
足マッサージ機
(血栓防止)
尿カテーテル
紙おむつ
胸帯
ドレーン
腹帯
看護しやすいよう狭いベッド

この拘束だけで、閉所恐怖症のわたしは身動き出来ないことが不安

そこへ、もう無いはずの胆嚢が発作の鈍痛で襲ってくる


乳房無き痕はこの時無痛
痛みを感じる部分も全部取るからと女医が事前に言っていた



痛み止めや吐気止めを求め続けてひと夜明けたけど、今思うと痛みというより不快感だったのかな?

全身麻酔後で体がままならぬ上、機械でがんじがらめの不快感



そこへ来て、深夜勤看護師の当たりが悪かった💦
【痒いところに手が届・か・ぬ】看護のおざなりさ
コールしてもなかなか来なくて、忘れたのかお喋りしている声が聞こえてくる

心細くてしんどい時はいくら遠慮しい🫢のわたしでも、助けてっとワガママになってしまう

で、わたしは【面倒な患者】として看護師たちの中に識別された😞と、思う




もうこんな夜を体験するのは二度とごめんだ

ダブル手術はキツかったけど、メンクリの女医が言った通り、全身麻酔手術が一度に出来て良かったのだと思う



一睡も出来ない不安と恐怖の一夜が明けて、朝出勤して来た執刀主治医(乳腺外科)女医に速攻で言ってしまった
「全部外してもう自由にして大丈夫ですか?動いて良いですか?」

元々乳がん手術だけの患者は、翌朝リカバリ室から自分の病室まで付き添い歩行が基本と聞いていた

だがしかし、わたしはダブル手術だ
それも腹筋が使えぬお腹の手術

けれど、女医は「出来るならその方がいい」と言い捨てて行ってしまった😭

夜中から吐き気も酷かったので吐きながら(絶食で胃液と唾液しか出ない)、機械類外してもらって、体拭いてもらって、病室まで立って歩きましたとも😤


お腹にガスが溜まってる気がしてトイレに行ったりと、その後もひとりで頑張り過ぎた


暫く病室でダウン
午後から夜までの手術で、翌朝から動くのは早かったか〜💦

スマホを金庫から出し通知の確認だけしたら、すんごい数の通知😳
アメーバやLINEやらXアプリやら諸々

このわたしが❗️スマホをいじる気力もない‼️😳

家族に、『LINEをする余裕もない』ことをひと言LINEしてスマホ放置

それでもその日は、ベッド柵や点滴棒に捕まり、寝起きや歩行を繰り返していた(お腹に力入れるとカメラを入れたおへそが痛くて、寝たり起きたりが大変)

乳房より胆嚢に苦しむ
胸帯下の傷を見たらやっぱり胸の方が辛いだろうけどまだ見てない

左手は抗がん剤副作用で痺れてるから、思わず利き手の右(手術した方)を使ってしまう
胆嚢も右なんだよな

乳がんだけならこの日の昼食から配膳されるが、胆嚢のせいでまだ絶食

この吐き気、お腹空いてるからなんと違うかなぁ😩

痛さと辛さと不安で、何度も『姉ちゃん❗️看護しに来て‼️』と、思った



看護師たちとの溝のひとつに、ある事件があった

術前に履いていたわたしの下着が紛失したらしくて、もう良いと言うのに何回も病室中を探し捲られる

ホント言うとおNEWなお高いの履いて行ったから良いわけ無かったんだけどさ😞

手術室までの案内したり荷物管理したりと、術前わたしの担当していた看護師がこの日は深夜勤で出勤して来て、紛失事件を聞き、またもや病室をや探し

彼(看護師)は、わたしの荷物を手術室で預かり、リカバリ室へ届けるところまでが仕事なわけで、なんで病室探すの❓

彼が届けたリカバリ室のわたしの荷物には金庫の鍵やメガネ、スリッパ、医療用キャップなど脱いだパンツ以外は全部あった

だったら、手術室の看護師から彼が受け取っておらず、脱いだレンタルパジャマと一緒に業者に洗濯に出されたとしか考えられないじゃん

なのに彼は「受け取った」と言って自分が置くはずのない病室をや探し

リカバリ室じゃなくて、なんで病室なの❓
なんかさ、わたしが隠してるみたいじゃん❓
手術室で脱がされたパンツ、わたしが知るかよ💢

被害妄想なわたしは、自分が疑われてる気分よ😠



そんなことがあったから、ナースコールが呼び辛くて仕方なかった

結果、ナースステーションまで自分で行って、点滴が逆血してしまい余計迷惑かけるとかね💦



夕刻の女医の回診では、「先生、この痛さと辛さはいつまで続くの❓」などと子供みたいな泣き言😢

ただ、絶食にも関わらず眠前の安定剤だけはお許しを貰った
前日寝てないからとにかく寝たかった


時折うつらうつらすると点滴交換などで目覚める

そこへ来て例の看護師の彼が点滴交換に来て「kekoさん、パンツ僕の責任なんで弁償します。千円くらいですか❓」

もうホント良いから起こすなよ💢

大きいサイズは高いから千円で買えるかぁ💢っとは言わず「もうホント良いから気にするのはこれきりにして下さい」と夜中に頼んだわよ😩



その後もやっぱりうとうととしか出来ない夜だった



こうして術明け1日目が終わった