私が比較的明るい性格だったので、ややこしさを極めた話はしました。
私が心を閉ざした理由は、聞く人が聞けば大した話ではないかもしれません。
世の中にはもっとひどい親がいます。
私の親は真面目な苦労人でした。
両親とも親を早く亡くし、中学校しかでていないので、自分の子供は大学に入れたいと頑張ってきた、まじめな夫婦でした。
ギャンブル、浮気、借金、何一つ無く、懸命に生きてきた人たちです。
夫婦は仲がよく、喧嘩を見たことがありません。おそらく、いい人たちです。
しかし。
私にとっては苦しかったのです。
真面目で小心者で、何をしても否定し、心配をする親でした。
私は
心配=信頼していない
というメッセージを与えることだと思うのです。
あと、自分の人生を生きていないのです。
人のため、人のサポートが生きること。
ご飯を食べて、働き、何事もなく生きて死んで行きなさい、という暗のメッセージを受け続けて来たのです。
わかりにくい形ですが、私の思う、生きるということとは違いました。
わかりやすい虐待、アル中、暴力、借金
などは誰が見ても毒親だとわかるのです。
そこから反抗できますし、違う人生を胸張って行きやすいのです。
私の場合、わかりにくい形の、幸せにはなれないパターンの人生を歩んでいたと言うことです。