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“女子サッカー 
SheBelieves Cup開幕”


皆さん こんにちは。

今日もこのブログを
読んで頂き
有難うございます。



ところで
アメリカ現地時間で
今日 4月6日ですが

Georgia州Atlantaの
Mercedes-Benz Stadiumにて

女子サッカーの
パリオリンピック前の注目の大会である
2024 SheBelieves Cupの
準決勝2試合が開催されました。


今日のブログでは
少しだけですが
アメリカ対なでしこジャパン戦について
感想を綴ります。






🔹





2024 SheBelieves Cup

📅 🇺🇸 4月6日
🏟 Mercedes-Benz Stadium(Atlanta, GA)

【準決勝 第1試合】

🌐 🇺🇸 USWNT 2-1 🇯🇵 Japan

[得点]
1' (30秒) 🇯🇵清家貴子

21'   🇺🇸 Jaedyn Shaw
77'   🇺🇸 Lindsey Horan (PK)



👥
SheBelieves Cupの開幕戦。
この試合の観客数は
最終的には50000人を若干上回り(50644人)
アメリカ国内で行われる
アメリカ女子代表のホームの試合として
観客動員数の新記録をうちたてました。

(4月5日の午前中の段階では
この試合のチケットが
約48000枚 売れていました)



📋
🇯🇵試合開始後 約30秒で出た
この日スタメンの
清家貴子選手のゴール。


しかし その後

なでしこは所々で
アメリカ女子相手に
組織的に良く守りはしましたが

内心 危惧していた
🇺🇸19歳のJaedyn Shaw選手を
止められなかった事や
あわやの失点もどきのプレーも
幾つか見られはしたものの

試合を通して
守備に機敏に動き
何度も相手からボールを奪うものの 

その先のプレーが出てこない・
前に出せない・前に出れない・
パスが繋がらない状況については


なでしこの場合
ここで前線の選手を問題視する前に

男子の様に
運良くカウンターで一発狙いという作戦も⁇

試合の序盤に
まだ試合自体に全く入ってなかった相手を
ポーンと急襲したのは良かったものの 
結局 そこでの早い得点から
勝利の方程式を作ることが
まずアメリカ女子に対して
全く出来なかった事と

この試合は 点差以前に
肝心なところ・所々での
アメリカ女子のTrick Playに
なでしこが引っ掛かっていた事が
やはりパリオリンピックを前にして
非常に気懸かりに。


後半にアメリカ女子に
PKを献上したプレーを例にとっても

アタッカーSophia Smith選手の
典型的なTrick Playに
普段は所属チームのチームメートである
杉田妃和選手が
正攻法で彼女を止めようとして
逆に彼女の罠に引っかかってしまいました。

このチームには
Trinity Rodmanという
チームの状況に応じて
Trick Playを出しては
CK・PKを得るのを
得意とする選手もおり

そこに 
Lindsey Horan選手が
PKを蹴るというパターンは

Horan選手は
よほどのことがない限り
PKを外す選手ではない為に

そういった意味でも
正攻法でアメリカに挑んだ
なでしこにとって

あのPK献上は 
致命傷となってしまいました。


アメリカ女子相手に
5人 時には 7人が 
ボックス内で並んで
セットプレーからの失点を防いだり

相手のアタッカーを
サイドギリギリで
二人がかりで囲むプレーなど

何度もいいますが
所々で相手を潰そうと奮闘しても

その後のプレー

その先が続かないという
“そこで終わり✋”のプレーの連続では...

なでしこが
いくら技術が優れていようと
組織的にプレーしようとも

フィジカルが強く
そして現在 
あのフィジカルの強さ・速さに加え
組織的なプレーへの変換を図っている
このアメリカ女子も含めて

世界のトップチームとの戦い方を
ここで良く練り直す事や

(パリオリンピックでは
女子ワールドカップ同様に
グループステージ内で
スペインが
ノックアウトラウンド進出と
その先の対戦相手を見据えて
どう出てくるのかも含めて
スペインからのTrickに引っかからない為にも)


プレー面では
守備から攻撃への切り替えと
その後のゴールまでの
創意工夫の必要性に併せて
メンタル面での図太さを持ち合わせないと

女子ワールドカップの時のような
恵まれた組み合わせではない
今度のパリオリンピックでの
グループステージでの戦いは
本当に容易ではありません。


この大会のアメリカ女子は
Game MakerのRose Lavelle選手や
高速アタッカーLynn Williams選手を
怪我で欠いています。

そういった相手の状況も踏まえて

なでしこにとっては
改めてトップチーム相手に
細かいところでの
大きな差が見えた試合であると共に

この試合で
パリオリンピックへの
厳しい課題・修正点を
今のうちに
はっきりと見つけられたことは
肯定的に捉えれば
良い収穫だったのではないか?とは
思うのですが ......





🔹





一方で 
対戦相手のアメリカ女子ですが

そのフォーメーション自体
いつ出してくるのか⁇
あとは時間の問題だと思っていた
High Pressを

なでしこジャパン相手に
とうとう・やっと使ってきました。

フィジカル・メンタルが
共に強い相手に
High Pressをされる事ほど
実に嫌なものはありません。


それから 
W Gold Cup同様に
Jaedyn Shaw選手の得点へのアシストも含めて
Sam Coffey選手の動きが
本当に良かったです。

(彼女がこの試合の
アメリカの裏MVPだと思います。
彼女はアメリカ女子の中盤の軸となるプレーヤ)


ただ今回のように
試合開始 30秒での失点は
アメリカ女子にとっては
流石に未だ経験がなかった
言語道断の
屈辱的なものだった事でしょう。

決勝のカナダ女子戦では
試合の入りで
相手に突かれないよう
修正をしてくる事でしょうが


アメリカ女子にとって
このなでしこ戦での勝利は
組織力で戦うチームを
大の苦手とするチームにとって
パリオリンピックへのテストとは言え
潜在的にこびりついていた
苦手意識の克服の為にも
大きかったと思う次第です。







🔹







【準決勝 第2試合】


🌐 🇨🇦 カナダ女子 1-1 🇧🇷ブラジル女子
           (PK 4-2)


[得点]
22' 🇧🇷 Tarciana (PK)

77' 🇨🇦 V. Gills







🔹





この準決勝の結果
なでしこジャパンは
アメリカ現地時間で4月9日に
(日本時間では
4月10日の午前5時7分開始)
Ohio州Columbusの
Lower.com Fieldで行なわれる
3位決定戦へと回り
(この日の第1試合)

パリオリンピックのグループステージで
同じグループCのブラジル女子代表と
対戦する事になりました。



この大会のブラジル女子は
Adriana・Rafaelle Souza・Ary・
Beatriz(Bia)・Debinha・Geyse選手等が欠場。

Marta・Angelina・Luana選手等の
NWSL組が5人いるものの
今回のRosterは
主にブラジル国内組の選手で
構成されており(15人)

DFには注目の20歳の選手
Tarciana選手(コリンチャンス女子)もいます。


お互い オリンピックに向けて
この大会も含めて
Rosterのメンバーを
絞り込む時期に入ってはいますが


ブラジル女子代表が
なでしこ相手に

主力選手達を欠く中でも
どの様に出てくるのか
そのプレーを
楽しみにしています。

また 
なでしこジャパンについては
対アメリカ女子戦からの
チームの修正力がどこまで作用するのか...

対ブラジル女子戦で
その修正力も含めて
なでしこジャパンの戦いぶりに
注目しています。






🔹







凄く手短な内容とはなりましたが
今日のブログをお読み頂き
有難うございます。


こちらは 現在
4月6日の午後10時に
なろうとしています。




それでは 
次のブログの更新まで👋