皆さん こんにちは。


2月20日から開催中の
CONCACAF W Gold Cup。

アメリカ現地時間で
2月23日から25日まで
各グループの2戦目が行われました。

今日のブログでは
手短にその速報をお伝えします。





🔹






グループステージ2戦目


Group A
📅 2月23日

🇩🇴ドミニカ女子 0-8 🇲🇽メキシコ女子
🇺🇸 アメリカ女子 4-0 🇦🇷アルゼンチン女子


📋
アメリカ女子はこの日
初戦からスタメンを替え

前線にT. Rodman(Washington)・
A.Morgan・J.Shaw(共にSan Diego)の3選手
Game Makersにこのチームの核の2選手
L.Horan(オリンピックリヨン女子)・
R.Lavelle(NJNY)両選手に
そして
初戦にも先発で出場した
K.Albert選手(PSG女子)には
中盤で新しい役割を与え

DFでは
CBにN. Girma(San Diego)・T. Davidson(NJNY)
SBにC. Dunn(NJNY)・
C. Krueger(Washington)各選手を配置し
GKにはC. Murphy(NC)選手というスタメンで

ドミニカ女子相手に試合開始20分迄に
19歳のJ. Shaw選手の2点を含む3点をあげ
その後 後半に
PKで1点を追加しましたが

試合の20分から後半に追加点を上げるまで
幻の得点も含め 
其の時間帯が長く感じられました。

アメリカ女子の攻撃については
L. Horan選手が
以前からJ.Shaw選手との相性の良さも
注目されてはいましたが
この試合でのPKでの得点を含め
得点シーンによく絡み続け
この試合では
チームで一番の出来だったのではないか?と
思ったのですが


ただ アルゼンチン女子は
試合の序盤 
アメリカ女子が先制点をあげた後
オフサイドになった幻のゴールがあり
もしあの得点が認められていたら、と
さぞかし悔やまれた事でしょう。

また残念ですが 
アルゼンチン女子は
悪質ファウルによるレッドカードで
退場者が出てしまった事で
10人で戦わざるを得ませんでした。

レッドカードを出された選手は
この大会で
私の中で危険プレーを懸念していた選手の
1人でした。


この試合の結果
グループステージの最終戦を待たず
アメリカ女子がGroupA から
グループステージを突破。


アメリカ女子は
アメリカ現地時間で
2月26日に🇲🇽メキシコ女子と
グループステージの最終戦を戦いますが

アメリカ女子の
Twila Kilgore臨時監督が
この試合では
どんなスタメンを送り込んでくるのか?

特に
昨シーズンのNWSLのGK of the Yearの
Jean Campbell選手(Houston)を
メキシコ女子相手に
果して起用してくるのかに注目しています。

また
このグループステージの最終戦で
メキシコ女子のMF M. Sanchez選手(Houston)が
アメリカ女子相手に
どう仕掛けてくるのか
または
“仕掛ける事が出来るのか”に
注目しています。

個人的には
この試合については
🇺🇸アメリカ女子 対 🇲🇽M. Sanchezと
捉えているのですが。。。






🌐






Group B
📅 2月24日

🇧🇷ブラジル女子 1-0 🇨🇴コロンビア女子
🇵🇷プエルトリコ 2-1 🇵🇦 パナマ女子

女子サッカー界では
超ラフなチームであるコロンビア女子。
そのチームとの試合を制した
ブラジル女子が
グループステージを突破。






🌐






Group C 
📅 2月25日

🇨🇦 カナダ女子 4-0 🇵🇾 パラグアイ女子
🇨🇷コスタリカ 2-0 🇸🇻 エルサルバドル女子



📋カナダ女子が
この試合でグループステージを突破。

📋W Gold Cupでは
エルサルバドルに
Underdogの役割を期待をしていたのですが
プレーオフからの良い勢い・流れを
W Gold Cupの本戦に 
もたらす事ができず とても残念です。

でも本戦に出場をした事で 
新しい景色を見たことは
今後のチームにとって
大きな財産に
なるのではないのでしょうか?







🔹







以上 

今日のブログは 手短な
CONCACAF W Gold Cupの各グループの
2戦目の試合結果でした。




それではまた。






P.S.




なでしこジャパン。。。
対北朝鮮女子戦への
率直な感想ですが

対北朝鮮戦での
スタメン表を見た時点で

初戦を取るのは
無理だと
はっきりと感じました。


個人的に
懸念していた事だったのですが

池田監督は 監督に就任以来
大事な試合でのスタメン選考・選手の起用法が 
相変わらず☓でした。

惰性のある温情起用は
ここでは絶対に禁物です。

特に。。。




🔹




国立競技場での最終戦は
女子サッカーファンの私から見ても 
日本の女子サッカーの未来が
かかっている大事な試合。

国立競技場に
ドローンを何機飛ばそうが
そんな事よりも


選手のコンデイションが心配ですが

なでしこジャパン。。。

私は 選手達に
歓喜を味わって欲しい。


ただ 今は
厳しい状況ではありますが


“頑張れ
なでしこジャパン🇯🇵”






P.P.S.





INAC 神戸の事で
日本の女子サッカー界が
とても不可解な状況です。

We Leagueが新親会社については
承認したとの事なので
運営自体には支障がないのでしょうが


We League自体が
まだ始まって3年目とは言え
努力をされているのは
わかるのですが
それでも
軸が通っていないフワフワなビジネスを展開

また女性スポーツと言えども
なにか意味合いを勘違いされてるような企業の
スポンサーシップへの招聘など
奇妙な環境になっているように
お見受けします。


それと共に
以前 Jリーグのチームにあった様な
今の日本のサッカー界への
外資系からの投資は 
現状では 大変難しい事。


それは女子サッカーだけではなく
長く飽和状態が続いている
国内の男子のリーグにも言える事でしょう。


外資系が
例えJやWe Leagueへ投資をしても
今の日本のサッカー界へは
残念ですが 
投資のしがいがない。。。

正直 目指す方向が
身内受けに偏り過ぎているのは
いかがなものでしょうか。。。







🔹





日本サッカー協会が
長年に渡る誤った広告代理店の起用と
その広告代理店とメデイアとの
歪んだ関係性や

2011年になでしこジャパンが
ワールドカップで優勝してから

選手を含めた誤った情報の流布による
メデイアからの風評被害で
女子サッカーのイメージを
大きく壊してしまった事。

女子サッカーのPRを含めた露出先が
芸人がMCの番組に多く

選手達の功績や努力をリスペクトせず
選手達が芸人達に馬鹿にされている姿など

正直 PRとは程遠く
観ていて気持ちがいいものとは
言い難いもの。






🔹






日本のサッカー界は
この28日の試合や
パリオリンピック以前に

今 色々な意味で改革・改善をしないと
日本サッカーが 男女共に
その将来が危ないと思うのは

私だけなのかどうかは
わかりませんが。。。



最後に一つ。


選手の怪我も含め
根性論を正論とする旧い意識や意見ではなく

時代の流れと社会の動きを的確に読めて
現代サッカーへ
建設的に意見を述べる事が出来るOB・OGが
日本のサッカー界には 
いないのでしょうか?

確かに
男子のOBでそれができる人は
ほんの少しだけ
お見受けはしていますが

其の存在は
日本のサッカー界では稀有・貴重であり
とても大切にしていかないといけませんが


しかし 
大多数のOB・OG...


彼・彼女達に
冷静かつ建設的な見解
それ自体を求めることは

今の日本のサッカー界では
もはや アウトな事なのでしょうか?


私は金切り声の解説よりも
冷静かつ平等に
選手と試合の分析・解説が出来る人の話を
心から聞きたいのですが。。。


旧い意識で旧い価値観を
未だに押し付けてくる様な存在も

現状の日本のサッカーの
重い足枷になっている様に思えて
なりません。